FPSやTPSといった一瞬の動作が勝敗を分けるゲームでは、高リフレッシュレートに対応したディスプレーがトレンドになっている。高性能ビデオカードで1フレームでも多く描画し、そのフレームを1枚でも多く表示したほうが有利になるからだ。その一方で、RPGやRTSなどではなるべく広い画面でプレイしたいという需要が高い。
その両方を満たすディスプレーというと、高解像度かつ高リフレッシュレートに対応した製品ということになる。今回紹介するJAPANNENXTの「JN-IPS28G144UHDR」は、そういったニーズにぴったり寄り添うモデルだ。
しかも、4K・144Hz、HDMI 2.1というゲーミングにおけるトレンド仕様をしっかり押さえて、なんと価格は6万円台。若干不安になる安さだが、しっかりレビューしていきたいと思う。
4K・144Hzの28型ゲーミングディスプレーが6万円台
JN-IPS28G144UHDRは光沢のない、いわゆるノングレアタイプのパネルを使用した28型ディスプレーで、液晶パネルの駆動方式はIPSを採用している。IPS方式らしく、視野角は垂直水平ともに178度と広く、実際に横からのぞき込んでも色ムラは確認できなかった。
輝度は300cd/m2で、HDR10に対応。コントラストは1000:1と標準的だが、表示される映像はかなり引き締まった印象だ。前述の通り、解像度は4K(3840×2160ドット)までサポートしている。
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