「自分の趣味嗜好に合ったマンガを探したいけど見つからない」と困っている人はいるだろうか。
今やマンガは無数に作品があって、さまざまなアプローチで読者の目線に飛び込んでくるので、どの作品を読もうか迷っている人も多いだろう。まさに自分もそうだ。
4月25日、集英社がAI対話型のマンガレコメンドサービス「DEAIBOOKS」をリリースした。
なんでもAIの司書見習い「会原ぴたり」と会話しているうちに、読者の好みを把握しておすすめのマンガを紹介してくれるという。会話の中で切り替わる横槍メンゴ氏のイラストや、声優 伊藤美来さんのキャラクターボイスを楽しめるのも良い! ではさっそくマンガをおすすめしてもらう。
DEAIBOOKSの詳細は以下の記事にまとめている。
AIが最適なマンガをおすすめ 集英社「DEAIBOOKS」4月25日提供開始
最初に質問されるのは「バイブルにしているマンガは?」といったマンガに関する質問はもちろん、「今ハマっているものは?」「趣味を教えて」といったさまざまな角度の質問もあって、読者の興味を知ろうとしてくれる。
バイブルのマンガを挙げた後、「どんなシーンが印象に残っているか」と聞かれたので、ピンポイントで名場面を挙げてみた。自分が「あれは泣いた」とコメントすると「感動的でしたよね…」と同調するようにコメントを返してくれた。
その後も「どちらが好きですか?」といった2択や、「どのキャラクターが好きですか?」といった具体例を挙げる質問に答えて好みを絞り込んでいく。
そうやっておすすめされたのがこちらのマンガ。一度に18作品ものマンガをおすすめしてくれて逆にどれを読もうか迷うが、マンガをタップすると試し読みできる。
何度か会話をしてみたが、会話の中で出した作品はおすすめに挙がらないので、おすすめされるマンガはほとんど初見の作品がヒットするだろう。集英社がデジタル版を配信している5000以上の作品の中からピックアップされる。
また、背景にあるマンガのシーン・イラストも切り替わる。連載が終了した名作の数々に久々に触れたような気がして、集英社のマンガファンにはたまらない背景だ。
読みたいマンガが分からない人は、会原ぴたりと会話して「読みたいマンガ」を見つけてみてほしい。
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