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さとるの自腹旅レポート 1泊 816円

10万円で10日間、東南アジアを何ヵ国まわれるか挑戦してみた 激安サウナとイオンモールで身体をととのえるの巻(5ヵ国目:カンボジア)

2024年02月21日 07時30分更新

文● 中山智 編集●こーのス

予算を抑えるため宿は1泊816円
仕事もしやすくビールも安い!

 宿は10万円の予算内に抑えるため、今回もドミトリーで1泊816円。この宿が自分的には大当たり。部屋は広めで、ベッドも2段ベッドだけでなく、普通のシングルベッドもありスペースに余裕があります。

プノンペンの定宿にしたいくらい気に入ったドミトリー「エイティ8 バックパッカーズ ホステル」です

今回もドミトリーでしたが、ベッド数のわりに部屋が広く快適でした

トイレとシャワーも各部屋にあり、広い!(サウナに通ったので使っていませんが)

 なにより、宿の1階がバー&レストランになっていて、生ビールがなんと1.5米ドルと約213円で飲めちゃうんです。もちろんスーパーや売店の缶ビールと比べれば倍ですが、ちゃんとキンキンに冷やしたジョッキに注いで持って来てくれるのがうれしい!

キンキンに冷えたグラスに入った生ビールが210円ちょい!

明細もちゃんと1.5米ドル。ちなみにクレジットカードのタッチ決済で払えました

 しかもこのバー&レストラン、カウンターや席に電源コンセントがあるので、パソコンを使った作業もしやすい。すでに死語になりつつありますが、ノマド的なスタイルで仕事をしている筆者には、実に快適な空間です。

バーカウンターにパソコンを広げて、ビールを飲みながらお仕事!

カウンターにも電源があるのがうれしい

めちゃくちゃ安くて快適
まるで実家のように過ごせる街

 というわけで、カンボジア・プノンペンには30時間ほど滞在しましたが、安いマッサージと風呂、そして安い食事に安いビールと、カンボジアらしいことや観光はまったくせずに、実家にいる週末のようにダラダラと過ごしてしまいました。

 プノンペンは日本人が海外で「外こもり」(海外で目的なく引きこもること)をするのに最適な環境なんですね。こういう言い方は大変不謹慎ではありますが、日本のオレオレ詐欺などの犯罪グループがプノンペンでよく摘発される理由の一端が、なんとなくわかった気がしました。そんな悪魔的な魅力のある街でした。

今どき1000円くらいでマッサージ付きの風呂なんて、なかなか味わえません。ずっとここにいたい……

宿の隣が洗濯屋さんだったので、貯まっていた3日ぶんの洗濯物をお願いしました

1kg以上の量で半日仕上げコースが2.2米ドル(約313円)

 というわけでトラディショナルなカンボジアらしさはまったくお伝えできぬままですが、次の目的地へ移動するため、プノンペン国際空港へと移動します。このあとはタイ・バンコクへと向かいますが、それはまた次回のお楽しみということで。

 以下は、ここまでかかった費用です。

■移動予算10万円(国境越えや長距離移動+宿代)
 飛行機代(エアアジア/クアラルンプール→プノンペン):6380円
 宿代:816円
 合計:7196円
 前回までの費用:4万1394円
 残金:5万1410円

※そのほか滞在費など(予算に含めず)
 ビザ 4272円
 移動:Grabクルマ 912円
 マッサージサウナ 1139円(1回目)
 移動:Grabトゥクトゥク 167円
 弁当270円
 Angkorビール 100円
 イオンの靴下 698円
 水(大)+ポテトチップス 285円
 Angkor生ビール 213円
 移動:Grabトゥクトゥク 242円
 ランドリー 313円
 Angkor生ビール 213円
 Angkor生ビール 213円
 晩飯 2419円
 朝飯+生ビール×2、紅茶 1423円
 移動:Grabトゥクトゥク 232円
 マッサージサウナ 1139円(2回目)
 移動:Grabトゥクトゥク 170円
 モーパラ食べ放題+ビール2本 3291円
 スタバ・キャラフラG 626円
 移動:Grabトゥクトゥク 665円
 合計:1万9002円(累計:4万2961円)

この記事を書いた人──中山智(satoru nakayama)

世界60ヵ国・100都市以上の滞在経験があり、海外取材の合間に世界を旅しながら記事執筆を続けるノマド系テクニカルライター。雑誌・週刊アスキーの編集記者を経て独立。IT、特に通信業界やスマートフォンなどのモバイル系のテクノロジーを中心に取材・執筆活動を続けている。

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