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2万5000km乗って実感したキャンピングカーのメリット・デメリットを教えます!

2024年02月09日 16時00分更新

【デメリット その1】燃費と航続距離

 当たり前ですが、N-VANに比べて燃費が倍に! 高速メインだと、ハイオク使えば1リッター19~20kmくらいは走ったので、11kmくらいになると「走らねえなあ!」と、なってしまいます。

 また、ガソリンタンク容量27LのN-VANに対して30LのHappy1。ハイオク満タンだとN-VANは大阪に到着してから給油できるのに対し、Happy1はベース車がハイゼットトラック。重いシェルと装備を常にまとって走っています。大阪に行くまでに1回満タンにして、大阪に着く直前にもう少し給油します。走って300kmちょいかな? 登り坂が多かったりスピードを出すと大きく燃費が落ちるので、ガソリンメーターの減りも早い! あと速度が90km/hを越えてくると運転に気を使うので、私はメーター読み90km/h巡行で旅をしています。

【デメリット その2】走行時の揺れ

 足元フル強化の菊タローHappy1。ノーマルに比べたらかなり揺れません。しかしながらうしろは別。横向きに乗ってシートベルトしていても、「かなり揺れました!」とは後輩レスラーの証言。乗り物酔いしやすい方は助手席に乗った方がいいですね! 基本1人か乗っても2人が多いので、3~4人乗る事はまれですけども、定員いっぱいの4人乗車はオススメできるか? といえば、う~ん、できんなあ(笑)。ただ、どこかでメシ食って2軒目に移動だ! って時にちょっと乗せるくらいは大丈夫!

【デメリット その3】車高に振り回される駐車場問題

 これが一番困った! Happy1の車高は2.4m。ほとんどの立体駐車場は入りません。平面駐車場でもゲートがあるとダメな場合もあります。行きつけのパチンコ屋さんには平面駐車場がないので最大2500円のコインパーキングに入れることになります。負けて帰る時の2500円はショックがデカイです! 羽田空港も駐車場P4に12台くらいしか停められないので、出発が第1ターミナルでもP4に停め、エレベーターで上がってP4本館に移動し、連絡橋からターミナルに入って8番バス停まで歩き、バスで第1ターミナルに移動。帰ってきたらまたその逆でようやくマイカーと対面です。もう慣れましたけど。ワハハハ!

【デメリット その4】登り坂の速度低下

 高速走行時でも、登りになるとグングン速度が低下します。ヘタすると40km/hくらいになります。登坂車線必須! 山道は通行量が多いと後ろにズラっとクルマが繋がってカルガモ走行になるので、私は定期的に停車して先に行ってもらってます。ま、慣れです。

【デメリット その5】洗車が大変

 デカイから洗車が大変! 脚立必須! 洗車機は通らないし、洗えるところが都内には少ないのです。幸い菊タローちゃんが住んでるところは駐車場敷地内で洗車させてもらえるんだけど、まあ大変です。今の季節は寒いし「もう春まで汚いままでええわ」ってなります。洗車好きの方は、やりがいがありますよ!

キャンピングカー

本当に洗車が大変! 毎回脚立を借りて腕が死にそうになりながらの洗車です。今度キャンピングカー専用手洗い洗車サービスが埼玉にあるらしいので受けてみようかな?

 いかがでしたか?(何の答えにもならないまとめ記事か!)

 速度は出ない、揺れる、パワーはない。しかしながら居住性はピカイチ。キャンピングカーは飛ばすクルマではなく、のんびり旅をするクルマです。

 90km/h出りゃ十分と私は考えてますので、ストレスマックス! ってことはありません。バンバン飛ばすせっかちな人は、キャンピングカーに向いてませんね。もうちょっとパワーが! って方はタウンエースベースを。さらにパワーや走行性能をって方にはハイエースなどのキャンピングカーをオススメします。値段も爆上がりなので私には無理ですけど!

 一般車の車中泊から快適なキャンピングカーへの乗り換えを! って考えている方の参考になれば幸いです。各地でキャンピンクカーショーが開催されていますので、そこで最新のキャンピングカーや車中泊仕様のクルマや軽キャンを体験してみるのがいいと思います。そこでアナタの理想と合う大きさの物が見つかるはず。

キャンピングカー

FFヒーターに燃料漏れトラブルが発生しましたが、大阪遠征の帰りにJP STARさんへ寄ったらあっという間に直してくれました。燃料ホースが緩んでたみたいだけど念のため新品に交換してくれました

 俺にはこの大きさがいいなってのを見つけて、中古を探してもいいじゃないですか。装備が足りなければ足せばいいんですよ! ビルダーさんなら相談に乗ってくれるかと。DIYでできることもたくさんあります。

 ステキな自分だけの旅を見つけましょう! ではまた次回!

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