組みたい自作PC構成まるわかり!!
第98回
【今月の自作PCレシピ】Core i7&RTX 4070 Ti搭載で30万円切り!旬な要素を盛り込んだゲーミングPC
組みやすさや使い勝手を考えた構成に
マザーボードは安くなっているDDR5メモリーに対応し、12+1+1フェーズの電源回路や2.5ギガビットLAN、Wi-Fi 6Eなど、不足ないスペックを備えるMSI「MAG B760 TOMAHAWK WIFI」を組み合わせている。
マザーボードにLEDギミックは備えていないが、メモリーのLEDバーや、PCケース、CPUクーラーのアドレサブルRGBファンは、MSI Mystic Lightで簡単に一括制御できるようになっているという。このあたりの組み合わせノウハウも、数多くの組み立て代行を行なっているTSUKUMO eXだけはある。
メモリーは高速なDDR5-6000駆動に対応するうえ、ヒートスプレッダートップにLEDバーを備えるCorsair「VENGEANCE RGB DDR5」を選択。ここではCASレイテンシーが30と高速な「CMH32GX5M2B6000C30」を組み合わせている。採用メモリーチップは、SK hynix製と思われるので、手動でのオーバークロックも楽しめるかもしれない。
20コア/28スレッドで動作するCore i7の冷却には、TSUKUMO eX.スタッフ提案構成では鉄板のひとつというProArtist製オールインワン水冷の「GRATIFY AIO5」を組み合わせている。1万4000円前後と安価ながら、360mmサイズラジエーターによる十分な冷却性能に、アドレサブルRGBファンとウォータブロックトップへの水温表示ギミックを備えているのが魅力だ。さらにラジエーターにはファンの取り付けと配線が完了しており、組み立てやすくなっているのもポイントだ。
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