RAPID IPS採用で高リフレッシュレートと鮮やかな色味を実現
180Hz駆動で2万円台前半の高コスパ！ゲーミングディスプレー、MSI「G244F E2」レビュー
スクロールも滑らかでゲームだけでなく、映像編集の作業にもオススメ
背面はMSIのエンブレムロゴが刻印されており、ゲーミングディスプレーらしいデザイン。LEDイルミネーションなどはない
実際にデスクへ設置して試用してみた。本体サイズは約542（W）×232（D）×425（H）mmで、60cm幅のデスクでもはみ出すことなく設置できるサイズ。インターフェースはHDMI 2.0b×2、DisplayPort 1.2a×1、ヘッドホン出力×1で、いずれの入力端子でも180Hz駆動に対応している。電源は36W出力のACアダプターだ。
インターフェースはHDMI 2.0b×2、DisplayPort 1.2a×1、ヘッドホン出力×1とシンプル
リフレッシュレートが180Hzということで、「Blur Busters」のサイトで「Ghosting Test」などをチェックしてみたが、アンチモーションブラー機能を使わずとも、非常に滑らかで残像感はほとんどなかった。
写真だとわかりづらいが、実際の目で見ると残像感はほとんどない
PS5と接続してゲームをプレイしても120Hz駆動に対応しているので、「フォートナイト」などの対応するゲームであれば、より滑らかな映像で楽しめる。
リフレッシュレートが高いというメリットはゲームだけに限らず、ブラウザーなどで画面をスクロールすると表示内容の動きも滑らかで見やすく目にも優しい。そのため、ビジネス的な作業用途に活用するために、このディスプレーを選択するというのもオススメだ。
同社の製品ラインナップとしてクリエイティブ向けモデルではないものの、アドビ「Lightroom Classic CC」を使って画像編集の作業をしてみた。作業領域はフルHDなので少々狭いものの、IPSパネルの発色の良さでとても見やすく、拡大してスクロールしても滑らかなので、意外と作業効率はいいと感じた。ノートパソコンのセカンドディスプレーとして活用するのもいいだろう。
「Lightroom Classic CC」での作業も狭い作業領域ながら意外と快適で、写真現像がしやすかった
この性能で2万円台前半はお買い得
ゲーミング向けの性能は十分の「G244F E2」。円高のご時世で2万円台前半という価格はかなりのお買い得
「G244F E2」はAmazon専売で、価格は2万4800円とかなりお安い。ゲーミング用途としての性能は十分でIPSパネルならではの高画質さも兼ね備えており、コスパの高い製品と言えよう。
ゲーミングPCやPS5などの家庭用ゲーム機との接続はもちろん、リモートワークでビジネス用途の作業として活用するために購入するのもあり。設置しやすく画面全体を把握しやすい24インチクラスのディスプレーを物色しているのであれば、ぜひ検討してほしい。
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