既存のオシレーターと置き換え、任意の周波数を出力できる「DFO Clone」が家電のケンちゃんにて取り扱い開始。技術系サークル「Project C」による同人ハードウェアで、価格は4800円だ。
5Vまたは3.3V電源で動作し、PLLで最大230MHzまでの任意の周波数を出力可能なモジュール。海外で販売されているDFO(Dual Frequency Oscillator)と同一回路・機能のモジュールに若干の改良を加えたもので、缶タイプの14pinオシレーターと置き換えられる形状になっている。
ゲーム機などの発振器で画面の同期周波数を変える(NTSC/PAL切り替えなど)といった使い方を想定。かつて流行し、現在は入手が困難になってしまったスーパーファミコン高速化用オシレーターの代替にも使用できる。
モジュールには2つの周波数を設定し、切り替えて使用可能。周波数の設定には付属の専用書き込み用基板を使用し、HEXファイルを書き込むことで行なう。なお、PLLの制限により、「完全に任意の周波数を正確に出力できるわけではない」(サークル)とされる。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります