◆愛知県らしい味噌樽の演出
そんな色んなスポットで楽しめる岡崎SSSのコースですが、目玉はやはり味噌樽じゃないでしょうか!
愛知県民にとってはとてもなじみのあるもので、食すのはもちろん、小学校の校外学習では蔵へ見学に行き、八丁味噌の素晴らしさを学びました。
そんな愛知県民の誇りである八丁味噌の樽のまわりをグルグル回るラリーカー。
最小限の距離で味噌樽を回ろうとするラリーカーのせめぎ合いが面白いのはもちろん、和と洋が重なるその姿は私の心を熱くしました!
ラリーは地域との関係性がとても重要らしいので、こうした地元へのリスペクトが大事なのかもしれませんね!
◆イベント盛りだくさんで1日中居られるトヨタスタジアム
岡崎から、ウェルパインモータースポーツのクルマで移動して、トヨタスタジアムへ。まず入ってビックリ。人が多い! この1年で何があった!? と思うくらい、昨年と比べてたくさんのお客さんでにぎわっていました。
前回楽しんだフォトスポットが減っていてちょっと残念だな~と、思っていたんですが……なんと! 美味しそうな飲食店ブースが増えていて、それだけでもうオールOKです!
スタジアム内のコンコースでも軽食が販売されていて、食べながら観戦できるなんてありがたい。とくにこの日は寒かったので、暖かい飲食は助かりました。
また、子供が楽しめる縁日エリアがあったり、昨年よりさらに家族で楽しめるイベントになっていました!
会場内ではスタンプラリーの用紙が配布されていて、せっかくなので私も童心に帰ってスタンプラリーに参加!
しかし、途中で気づきました。最後のひとつがトヨタスタジアム内ではなく「豊田市駅前広場」だと! 大人なので即辞めました……。
時間の関係で夜にあったトヨタスタジアム内のSSSは見られなかったんですが、トークステージだったり催し物が豊富で1日トヨタスタジアムに居ても飽きないなと思いました。
◆ラリーを知らない人でも楽しめるラリージャパン
ラリーは公道を走る競技なので、地域の理解が大事だということは昨年学びました。その部分でトラブルもあった昨年から改善され、たくさんの人に愛されるイベントに成長しているなという印象を今年は受けました。
砂ぼこりに包まれ、ピエール北川さんの実況解説のみが頼りだった岡崎SSSが、色んな場所で観戦できる岡崎中央総合公園になったり、愛知県民が誇る味噌樽がコースに設置され、ラリーというスポーツが分からない世代にも楽しめる配慮がされているのがとても良かったです。
また、愛知県民としては豊田市という場所にたくさんの人が集まる光景はとてもうれしく、愛知県は名古屋だけじゃないんだぞ! と誇らしくなりました。
ラリーの面白さが豊田から広がって、愛知県の誇りになるよう成長していく姿を、これからも応援していきたいです!
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります