動画をより見やすくするワザがこれ!
「LumaFusion」のクリップ編集やトランジションを活用してiPadでプロ並みの動画を目指そう
トランジションを活用して動画を魅力的にする
クリップをただ並べただけでは、動画のつながりがどうにもよろしくないことが多い。その際に使われるのが「トランジション」だ。トランジションは、異なるビデオクリップ間の接続点に挿入されるアニメーション効果のことで、次の場面に自然に移行するために有効な視覚的手法だ。
トランジションを使うと、視聴者がストーリー内での時間や空間の変化を理解しやすくなる。また、映像のテンポやムードを調整することも可能だ。まずは、トランジションにはどのようなものがあるか、よく利用されるものについて紹介しよう。
【クロスディゾルブ】
「クロスディゾルブ」は、1つのシーンが徐々に次のシーンに溶け込むように変化するトランジション。時間の経過を表現するときに使われることが多く、視聴者にソフトな印象を与える。2つのシーンが自然に混ざり合うため、次の場面へスムーズな移行が可能だ。
【フェード】
「フェード」は、シーンが暗転または明るくなることで次のシーンへと移行するトランジション。一般的に「フェードアウト」「フェードイン」として知られており、動画の開始や終了、または重要な場面の切り替わりなどに使用される。フェードは視聴者に1つの区切りを示す際に最適で、次のシーンから新しい章が始まることを印象づけるために効果的だ。
【ワイプ】
「ワイプ」は、一方のシーンが次のシーンを押し出すように移行するトランジション。非常にダイナミックな効果があり、地理的な移動や時間の流れの変化を示すのに適している。映画作品でも活用されているように、エネルギッシュな動きを演出したい場合に有効だ。ワイプにはさまざまなスタイルがあり、直線的なものから波形、円形など、さまざまなタイプがある。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります