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Rapid IPSパネルを採用したAmazon専売の新ラインアップ

安いのに180Hz駆動で発色のいいゲーミングディスプレー「G274F」レビュー

2023年11月17日 11時00分更新

文● 飯島範久 編集●ASCII
提供: エムエスアイコンピュータージャパン

 HDRにも対応し、目の疲れを低減するアンチフリッカー機能やブルーライトカット機能も用意されている。

長時間文章を読むようなときはブルーライトカット機能を活用したい

 インターフェースは、HDMI 2.0×2、DisplayPort 1.2a×1、ヘッドホン出力×1で、電源は36W出力のACアダプターを採用。小さめなので設置時にあまりじゃまにはならないはずだ。

インターフェースはHDMI 2.0×2、DisplayPort 1.2a×1、ヘッドホン出力×1

残像感もなく滑らかな動きでプレイできる

 早速デスクに設置して試用してみた。27インチだと横幅が約614mmなので、80cm幅のデスクであれば、十分余裕を持って設置できる。調整機能がチルトのみなので、椅子の座る位置などを調整すれば快適に使えるだろう。

 解像度がフルHDなのは、ちょっと物足りない感もあるが、ゲームをプレイする際ビデオボードの性能的にフルHD以上だと厳しいという人も多いと思うので、これで十分かもしれない。Windowsのディスプレーの表示スケールが100%だと文字も大きく見やすかった。

「Blur Busters」のサイトで「Ghosting Test」を実行。写真だとわかりづらいが、実際に目で見ると残像感はほとんどなく、動きの速いゲームでも見やすい

 リフレッシュレートが180Hz、応答速度が1msなので、動きが激しくても残像感はあまり感じない。それでいて発色はいいので、動画や写真といった色調整する作業にも利用できるだろう。解像度的には作業領域は広くないものの「Lightroom Classic CC」での作業はやりづらいこともなく、むしろメニューの文字が見やすくて楽だった。

Adobe「Lightroom Classic CC」の画面。文字や数値が見やすいので、フルHDという作業領域ながら現像作業がしやすかった

 PCゲームだけでなく、PS5へ接続してのプレイもオススメ。120Hz駆動が可能なので、対応ゲームなら滑らかな動きでプレイできる。

ゲームもクリエイティブ作業も両方楽しむ人に

Amazon専売。通常は3万2800円だが、11月19日までセール中につき2万9480円で購入できる

 最近の主流である27インチサイズで、ゲームもクリエイティブな作業にも使えるG274F。残像感が少ないということは、ゲームだけでなく動画閲覧や作業時にも有効で、広色域も相まって、普段使いにもオススメしたい製品。実売価格は3万2800円で、Amazonでのみ購入可能。今なら10%オフの2万9480円と3万円切りなので、購入するチャンスだ。セールは11月19日(日)までの予定なので、気になった人はお早めに。

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