なにかと便利な「Google Pixel Watch 2」の特徴を解説【1週間使用レポート】
自動でストレスを計測。手動で「気分」を記録する機能も
Pixel Watch 2は手首の皮膚に触れて心拍数、皮膚温、発汗量などを追跡する電気センサー(cEDA)と皮膚温センサーを本体に搭載しています。身体の緊張状態が高まったりした時に「身体反応」を記録する機能が付きました。
筆者はこの機能を1週間ほど使ってみても、まだ法則性が読めていません。自宅でテレビを見ながらリラックスしている瞬間にも「身体反応」のアラートが表示されることもあったからです。ストレスの計測と、ストレス状態の把握をどのようなアルゴリズムで実施しているのか、いずれ機会があればグーグルに詳しく取材してみたいです。
ストレス判定についてはPixel Watch 2、またはスマホのFitbitアプリからその瞬間の気分を手動で記録する機能もあります。一日の節目に振り返るという習慣を身につけるとメンタルのレジリエンス(強さ・回復力)を高めることができます。Apple WatchのwatchOS 10に新しく搭載された「心の状態」の記録機能に似ています。
メンタルヘルスの自己管理習慣は、身体を鍛える筋トレやジョギングと違って実践効果がわかりにくいものです。Fitbit Premiumのメンバーが楽しめる「コーチ」のメニューには「マインドフルネス」を目的とした瞑想や深呼吸、心を落ち着かせるためのエクササイズも充実しています。Pixel Watch 2は「心を整えるための機能やコンテンツが充実しているスマートウォッチ」であることを覚えておくと良いでしょう。
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