週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

【先行レビュー】音系AI機能強化「Pixel 8 Pro/Pixel 8」選ぶ理由

2023年10月12日 02時00分更新

上位モデルのPixel 8 Proは、5倍光学ズーム/30倍超解像ズームに対応する「望遠カメラ」を含むトリプレンズカメラ仕様です

新しいPixel、買うなら「Pro」が狙い目

 Google Pixel 8シリーズには発売から7年間という、スマホとしては長い期間に渡るOSアップグレード、セキュリティアップデートなどの各種サポートがユーザー向けに提供されます。グーグルによる最先端のAIテクノロジーが向こう7年間は楽しめるデバイスとして考えれば、端末はけっして安価ではないものの「良い買い物」になりそうです。

マイナス20度から150度の被写体の温度が計れるセンサーを搭載

 筆者はこだわりのカメラ機能と、Pixelスマホで初めて温度センサーを載せた「Pro」を推薦します。6.7インチの大型スマホが、6.1インチのiPhone 15 Proとほぼ同じ価格(15万9900円〜)で買えるとなれば、お買い得感もあります。

「温度計」アプリから測定する被写体の材質を選択。2cm前後の距離にカメラを近づけます

 Android 14を搭載するPixel 8シリーズは、高音質・低遅延に加えてオーディオの共有機能が充実するワイヤレスオーディオの新世代規格である「Bluetooth LE Audio」もサポートしています。年末から来年にかけて、同じLE Audioに対応するワイヤレスイヤホンの種類も増えます。オーディオ的な目線から、iPhoneよりも先にLE Audioのメリットを享受できるスマホとしても、Pixel 8シリーズはおいしい選択肢です。

 
  Pixel 8 Pixel 8 Pro
価格(税込) 11万2900円(128)
12万2900円(256)
15万9900円(128)
16万9900円(256)
18万9900円(512)
ディスプレー 6.2型有機EL
(20:9)
120Hz対応
6.7型有機EL
(20:9)
120Hz対応
画面解像度 1080×2400 1344×2992
サイズ 70.8×150.5×8.9mm 76.5×162.6×8.8mm
重量 187g 213g
CPU Google Tensor G3
内蔵メモリー 8GB(LPDDR5X) 12GB(LPDDR5X)
内蔵ストレージ 128/256GB 128/256/512GB
外部ストレージ ×
OS Android 14
5G対応バンド サブ6(n1/2/3/5/7/8/12
/20/25/28/30/38/40/41
66/71/77/78/79)
サブ6+ミリ波(n1/2/3/5
/7/8/12/20/25/28/30
/38/40/41/48/66
/71/77/78/79/257
4G対応バンド 1/2/3/4/5/7/8/12/13/14
/17/18/19/20/21/25/26/28/30/32
/38/39/40/41/42/46/48/66/71
無線LAN Wi-Fi 6E
FeliCa
カメラ画素数 50メガ(標準)
+12メガ(超広角、マクロ)
/イン10.5メガ
50メガ(標準)
+48メガ(超広角、マクロ)
+48メガ(光学5倍)
/イン10.5メガ
バッテリー容量 4575mAh
(30W対応)
5050mAh
(30W対応)
生体認証 ○(画面内指紋+顔)
防水・防塵 ○(IP68)
Qi
SIM nanoSIM+eSIM
USB端子 Type-C
イヤホン端子 ×
カラバリ Obsidian、Hazel、Rose Obsidian、Porcelain、Bay
 

筆者紹介――山本 敦
 オーディオ・ビジュアル専門誌のWeb編集・記者職を経てフリーに。取材対象はITからオーディオ・ビジュアルまで、スマート・エレクトロニクスに精通する。ヘッドホン、イヤホンは毎年300機を超える新製品を体験する。国内外のスタートアップによる製品、サービスの取材、インタビューなども数多く手がける。

 
この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この特集の記事