◆クルマの中をホームシアターにできるスクリーンも!
バックドア近傍にはロールスクリーンが用意されているので、プロジェクターがあれば、車の中がホームシアターに早変わり! もちろんカーテン替わりとしても使えます
室内のあちらこちらに収納スペースが用意されているのも本機の魅力。さらに寝苦しい夏の夜を和らげてくれる換気扇が設置されています。さらにコンセントも各所に設置。これは一種の延長タップで、モバイル蓄電池と車両を接続すれば、運転中は充電をし、車両を止めれば家電が使えるようになります。
また、キャンプサイトによっては提供される電気を、前出の運転席ドアの近傍に設けられた場所から取り込んで、室内で使うこともできます。
◆調光できる電球と折りたたみベッド
そしてスライドテーブルでもうクルマから降りたくない
天井にはスポットライト付きの木目調ルーフパネルを設置。電球色で明るい車内を演出します。調光はリモコンでできますので、寝る前に車内を移動する必要はありません。
折りたたみベッド仕様からご紹介しましょう。ベッドは2分割可能で、通常はボディーサイドに折りたたんだ状態で配置。これを組み立てることで、フラットな空間が生まれます。ベッドと床面の高さは約25cmあるので、寝ている時などは下にスーツケースをはじめとする荷物を置いておくこともできます。ベッドは180cmを超える男性が寝ても、十分に足がのばせるほど。また、大人2人が並んでも十分な広さが確保されています。
車内での食事などに便利な前後に稼働できるスライドテーブルも用意。就寝時や移動中は取り外して立てかけることもできます。折りたたみベッドの使い方によっては、対面での食事などもできます。
法律上、商用車は荷室と客室を区切る必要があります。キャラバンは2列目シートの後ろに仕切りを取り付ける穴が用意されているのですが、そのまま露出するとカッコ悪かったりも。MYROOMでは扉を設けることで、この問題をスムーズに解決。小さな心配り、「おもてなし」を感じませんか?
極めつけ、ともいえるのが跳ね上げベッドタイプ。これは車両の右側に設けた大型のベッドを倒すだけで寝室ができるというもの。ベッドを組み立てる手間が一気に解消する優れモノ! 雨の日など、屋外に出ずにパタンと倒すだけでベッドが出来上がるのは本当に便利です。さらに跳ね上げベッドにはダンパーが設けられているので、バタンと倒れることはありません。
いずれのタイプの「キャラバン MYROOM Launch Edition」は期間限定受注で、2トーンカラーは12月末、モノトーンカラーの3色は2014年1月まで受注できるとのこと。その後については、通常モデルに切り替わるそうです。
快適な車中泊を過ごしたい。けれどキャンピングカーほど本格的なものは予算などの面からちょっと……という方。「キャラバン MYROOM Launch Edition」は実に魅力的な車に映るのではないでしょうか?
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