アニメってどんな人がつくっているの? アニプレックスの人に聞いてみよう!
【SAOの周りにある仕事を紹介】ソニー主催「CurioStep サマーチャレンジ2023」オンライントークイベント
アニメの仕事を志す人たちへ
「一緒に仕事できる日を楽しみにしています」
――イベントに参加してくれた人たちへメッセージをお願いします
松崎:イベントに参加された人たちはきっとアニメが大好きで、アニメの仕事がしたいと思う人もいるかと思います。そのままアニメを仕事にするという考えだけでなく、全然違う仕事がアニメに繋がっていることもあります。本当にいろいろな仕事が広がっているので、アニメが好きな気持ちを持ち続けて目の前のことをがんばってほしいです。
栃木:アニメを好きな気持ちに加えて、何か1つ自分だけの武器を磨いてほしいです。それをきっかけにアニメの仕事に関わる機会が来ることもあります。あと、人の縁がとても大事です。「自分はアニメが好き」ということを周りの人に伝えておくとチャンスが来ることもあるかもしれません。なので、周りの人に意思表示しておくことをオススメします。
金子:僕は社会人になる前はクリエイターになりたかったのですが、残念ながらその夢は叶いませんでした。ただ、15年この仕事をしてみて自分はアニメ制作に向いていると思いました。夢は変化したり進化したりします。どうか今こだわっていること1つに執着しないで視野を広げてみてほしい。アニメにもいろいろな関わり方があるので、自分はどのように関わるのか、さまざまな視点で見てみるといいと思います。
.丹羽:アニメを一丸となって作っているのでこれからも見てもらいたいですし、映像以外にもさまざまな人が関わっているので作品全体の動きに注目してもらえたらと思います。アニメの仕事は、日々の楽しいと思うことがそのまま活かせる業界だと思います。皆さんとも一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。
SAOはこの先も誰かの夢になるかもしれない
視聴者に感じた“アニメの仕事への興味”
紹介したトーク以外にも、リアルタイムで視聴者が解答する質問や、視聴者から登壇者へ質問する質疑応答を実施。
視聴者からは「テーマソングや声優さんはどのようにして選ぶのですか?」「昔のアニメと今のアニメはどこが違いますか?」といったアニメ制作の裏側に迫る質問が寄せられ、アニメの仕事への興味を大いに感じた。
登壇者の栃木氏がそうだったように、「学生の頃にSAOを見てアニメの仕事している」という業界人は個人的に多いように感じていて、それはこの先アニメの仕事を志す人にも共通する人がいるだろう。
松崎氏のように、体験型施設へと展開を見せる仕掛け人もいて、今度はVRでSAOの世界を広げようと試みているのだから、この作品はまだまだ未知数であり、この先も誰かの夢になるのかもしれない。
SAOという作品とアニメをつくる仕事人たちの今後に期待しよう。
イベントのアーカイブ配信は以下より。
©2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project
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