■走りはEVらしく静かだが
足周りなどは重厚感がある
電気自動車らしい静粛な走り。ステアフィールは足回りは重厚な印象を受けます。そのあたりは過去に乗った印象と変わりないのですが、大きく違うのはアクセルやブレーキなど、ペダルの動きに対して自然さが出ていたところ。前はオンオフスイッチ、とまではいかないまでも、回生ブレーキの制御などで「ここらへんは日産リーフの方が良いな」とか思ったのですが、そういったネガティブなところはかなり払拭されている様子。ワンペダル動作もかなり自然で、街乗りでは積極的に使いたいところ。部員Kはワンペダル動作で走り続けます。
ゆみちぃ部長は、ワンペダル動作は慣れていないということなので、通常のペダル動作を選択。「なんか、少し踏むと一気にクルマが進みますね」というわけで「ほとんど踏まない感じです」とのこと。
ステアリングがやや重ためなので、ゆみちぃ部長には厳しいかなと思ったのですが「全然気になりませんでした。ただハンドルが普通のクルマより太いようですね。そこは慣れだと思いますが、最初は違和感を覚えました」とのこと。
「前方視界がとても開けていますね」と、ゆみちぃ部長。ハンドルの前にメーターパネルがないことのメリットを感じられているようです。
なかでも驚かれていたのが、走行中のモニター画面。自車と他車両の位置を映像化するのですが、パイロンまで認識するのですから恐れ入ります。「これ、すごくわかりやすいですね!」と感嘆の声をあげます。
車両とクレカが紐付いているので
充電も超簡単でキャッシュレス
ゆみちぃ部長がきになるのは充電。「どこで充電できるんですか?」というわけで、A PIT オートバックス東雲で充電してみることにしましょう。
充電はとても簡単で、差し込むだけ。テスラは車両とクレジットカードが紐づいているため、専用充電器ならカードで認証をする必要はありません。「え? これだけですか?」と驚くゆみちぃ部長。ここらへんの先進性は、日本で一般的に普及しているチャデモも見習ってほしいところです。
普通の充電器ということで、最近タクシー内のCMで有名なENECHARGEでも試してみました。こちらは専用の充電カードやアプリなどを用いますが、最初からテスラ用のケーブルがついているので、とてもラク。
充電中は店内でお買い物。ということでゆみちぃ部長は自動車用のシートに興味津々です。「これオフィスチェアみたいですね」「めっちゃ座り心地がよい!」といった途端、おねむに。
ちなみにゆみちぃ部長が座ったシートはレカロでした。それは良いシートですからね。その後も、クルマの部品を見ては感心しきり。エンドレスのキャリパーを手にして「これカワイイ」という謎のアイドル部長でした。
「テスラ、すごくいいですね! 街で見かける理由、わかります」と、ゆみちぃ部長は大層気に入られた様子。正直申し上げて、過去に乗った自動車の中で5本の指に入るのでは? 数年前まで「電気自動車ってちょっと怖い。私は軽自動車で十分」と言っていた子が、いつの間にか「電気自動車最高!」になり「テスラ最高!」と言い出すとは思いもよりませんでした。それだけテスラには魅力と説得力があるというわけです。
「クルマはもちろんですが、充電ソリューションがイイと思いました。これなら確かに見かけるようになりますね」。こういう使い勝手のところまで褒められるとは……。「テスラでSUVがあれば完璧なんですけれど」。実はあるんですよ! Model Yという車種が。というわけで、こちらの車種は別の機会に。
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