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2023年8月24日(木)発売

【本日発売】ノズルが短すぎ、どうなってんの? 史上最大風量のシャープ「ドレープフロードライヤー」

2023年08月24日 08時00分更新

プラズマクラスタードレープフロードライヤー「IB-WX901」

シャープ、新デザインのドライヤー3機種
大風量+プラズマクラスターでうるツヤに

 シャープは「Plasmacluster Beauty」ブランドより、新デザインのプラズマクラスタードレープフロードライヤー「IB-WX901」とプラズマクラスタードライヤー「IB-P801/P601」の計3機種を発表した。実売価格はIB-WX901が4万4000円前後、B-P801が3万2000円前後、IB-P601が2万円前後の見込みで、8月24日に発売する。

 IB-WX901は、髪をドレープ(ひだ)状に押し分け広範囲に風を当てることで高い速乾性を実現する同社独自の速乾方式「ドレープフロー」がさらに進化。従来2つだった吹き出し口を4つに増やした「ドレープフロー X4(エクスフォー)」を開発した。これにより同社ドライヤー史上最大という風量およそ毎分7.4立方メートルを達成し、速乾性能が従来機と比べおよそ35%向上したとする。

 また、従来機と比べノズルの長さはおよそ2分の1(63mm)、本体質量はおよそ19%(およそ90g)軽量化したスリムなデザインに一新した。手首にかかる負担を抑え、取り回しもしやすくなったという。

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【編集部 盛田 諒(Ryo Morita)】

 短小ドライヤー、ついにシャープさんも来ましたね。2016年から2022年までの6年間、短小ドライヤーといえばダイソンでした。小型モーターをヘッドではなくハンドル部に搭載することで、ドライヤー特有のズッシリ感をなくした「Dyson Supersonic」はドライヤー界の革新でした。

 しかし昨年9月に、パナソニックがヘアドライヤー「ナノケア」シリーズから、ダイソンと同様の短小デザインの新モデル「EH-NA0J」を発売。売り場ではダイソン対抗馬として存在感を示してきました。同時期にパナソニックがダイソンから提訴されたことも記憶に新しいですね(パナソニックのヘアドライヤー「EH-NA0G」の広告が消費者に誤解を与えるとして差し止めを求められたもの。東京地方裁判所はダイソンの訴えを棄却する判決を下しています)。

 そしてここに来て、ついにシャープが追随。世は短小戦国時代となりました。美髪系機能に定評のあるシャープとパナソニックがそろったことで、ダイソンにとっては脅威となります。アプリとの連携機能など、シャープらしい独自機能も魅力です。あなたはどの短小くんにします?

(アスキー 家電担当 盛田諒)

奥行きなんと63mmほどしかなく場所をとらない。もはやドライヤーというよりマイクっぽい。すごい

距離センサーとAI機能により、風の温度を調整して熱ダメージを抑えてくれる

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