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仕事で使えるChatGPT まともに動くプログラムを作る #ノーコード #ローコード

2023年07月28日 09時00分更新

仕切り直して簡易版で

 気を取り直して再び質問。「さっきまでのようにコードをhtmlファイルとして保存してブラウザで開く」方法はないですか?と聞いてみる。

 そんな情けない自分にもChatGPTくんはやさしく手を差し伸べ、再びブラウザーで開くだけのコードを書いてくれた。

 先程と同じようにテキストエディターに貼り付け、「henkan.html」の名前で保存してからブラウザーで開いてみた。「この日のWikipedia情報」というテキストが加わっている。

 「変換」ボタンをクリックすると和暦に変換され、「55年10月2日のWikipediaページを表示」というリンクが表示されている。

 「55年」?と戸惑いながらリンクをクリックすると、案の定そんなページは存在しない。

 Wikipediaを調べてみると「1980年」、「10月2日」には個別ページはあるが、「1980年10月2日」という特定のページは存在しないことがわかった。

 しょうがないので年号を抜いた「◯月◯日」のページにリンクしてもらうことにする。

 すぐにChatGPTは修正コードを書いてくれた。「具体的かつ的確な修正依頼」が重要なのだろうな。

 再びコードを保存してブラウザーで開き、年号変換を実行。今度は「11月14日の出来事を表示」と表示されているリンクをクリック。

 やった!Wikipediaのページが表示された。ただしスマホ版Chromeで開くと文字化けするという問題が確認されたが本日はここまで。

 なんとかブラウザーで動くプログラム的なものを作成することができたが、途中でくじけてしまったのは後悔が残る。

 次回はさらにコードを書くことが簡単になるらしい話題の「コードインタープリター」プラグインを使ってみることにする。

 今回の苦闘の道はChatGPTとのやりとりからどうぞ(クリックで別画面表示)。

田口和裕(たぐちかずひろ)

 1969年生まれ。ウェブサイト制作会社から2003年に独立。雑誌、書籍、ウェブサイト等を中心に、ソーシャルメディア、クラウドサービス、スマートフォンなどのコンシューマー向け記事や、企業向けアプリケーションの導入事例といったエンタープライズ系記事など、IT全般を対象に幅広く執筆。2019年にはタイのチェンマイに本格移住。
 新刊:7月19日発売「ChatGPT快速仕事術」、好評発売中:https://amzn.to/3r6ASOv

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