週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

愛らしく荷物もたくさん乗るルノー「カングー」はスローライフにピッタリなクルマ

2023年05月21日 12時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●寺坂ユミ(@129Ym_afilia)編集●ASCII

後席はやや狭いもの
小物入れや各種端子類が充実で便利すぎる

スライドドアをあけた様子

ドアの開口面積は広く問題ナシ!

足元は、このクラスのミニバンとしては少し狭め

ファブリックと合革のコンビシート

大きなテーブルも用意されている

エアコン送風口にUSB-Aレセプタクル2個と12Vアクセサリーソケットを用意

小物入れも用意されている!

 「よいこらしょっ!」と後席のスライドドアを開けると、ファブリックなシートが姿を現します。日本車に見慣れると、随分と質実剛健といった様相。足元は乗用車よりは狭く、Cセグメントのセダンより少し広いけれど、ミドルクラスSUVと比べると狭いといったところ。人間より荷室を優先した設計なのかな、と感じました。アメニティは充実しており、エアコン送風口のほか、USB Type-Aと12Vアクセサリーソケットを用意。さらに小物入れもある親切ぶり。

 運転席も基本的には質実剛健。乗降性は良好です。メーターパネルは同社のルーテシアなどで見慣れたフルLCDで見やすいもの。「頭上に収納スペースがある!」と驚きの声をあげる部長。「ここにブランケットとか置いたりしたらイイかも!」と笑顔です。

 ナビはディスプレイオーディオにスマホをつなげ、Apple CarplayやAndroid Autoを使うという割り切り設計のようです。ワイヤレスのApple CarPlayには対応していないようでした。

 驚いたのはダッシュボード。まず中央部にトレイがあり、伝票などを挟んだバインダーなどを置くのに便利そう。「普通の人は、伝票とか置かないですって!」というのはその通りですが、駐車券などの小物をポイっと置くのにはピッタリのスペースなのです。

 そしてASCII.jp自動車部としては、USBまわりは見逃せないポイント。ですが、車内を見回してもナビ部分の1箇所以外、見当たらず。部長と部員が探しまくった結果、何と運転席のメーターパネル上方にあるフタの中にあるから驚き! というのも、純正オプションでスマートフォンホルダー(1万6500円)が用意されており、メーターパネルの左右にスマホを綺麗に設置できるのですが、そこで問題になるのがUSBケーブル。この収納スペースにまとめておけば、万事解決するというわけです。「この発想はなかった……」と部員たち。「日本車にない考えがいっぱいですね、このクルマ」と部長の大きな瞳でクルマを見渡します。

テントは9万3500円

 カングーを見て、キャンプに行きたくて仕方なくなった部長。ルノーはさらに燃料を投下していきます。というのも、会場にはルノーロゴ入りの純正キャンプ用品が展開されていたから。「これイイ!」とテンション爆上げ部長。クルマの横につけているタープに興味津々で「中がすごい広い! 天井も高い! 扉もあるから着替えもできる」と、もう食いつきっぷりがハンパない。ちなみにお値段は9万3500円だそうです。座っているチェアは1万3200円、キャリーケースも兼ねるテーブルが4万1800円とのことでした。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事