コンパクトなスマホに接続して
私製のBALMUDA Phone + BBQ20KBDは可能か!?
そこで今回はハードウェア・キーボードを搭載していないコンパクトなスマホで、現在のところ引き出しの中で休眠中のBALMUDA Phoneに、BBQ20KBDを短いType-C to Type-Cケーブルで繋いで文字入力してみた。
残念ながら今のところは、まだ15cm以下で超柔らかいType-C to Type-Cケーブルは極めて少なく、そのほとんどは1mや1.5mのUSBケーブルと同じ素材を使ってるものが多い。さらにケーブルの長さが短いので、BALMUDA PhoneとBBQ20KBDの関係性は柔軟性が全くなく、両者が硬直したような格好になりその操作性は極めて悪い。どうも「BlackBerry Phone」はそうそう安易には実現しそうになかった。
最終的にはBALMUDA PhoneとBBQ20KBDの2つを、Type-C中継アダプターを手に入れて繋いでみた。接続部分は中継アダプターによる一時的な接続なので、かなり不安定で柔い。とてもBBQ20KBDだけを両手の親指と人差し指で支えて、親指入力できる状態ではない。ただBALMUDA Phoneの下にBBQ20KBDを接続し、上手く固定ができればBlackBerry Key2と同じようなイメージだ。
ルーズカップルドなBALMUDA PhoneとUSB接続したBBQ20KBDの両方を手に持って、安定して使うには下敷きとなるアクリル製などのボードを利用するか、3Dプリンタで両者が同時に上手く収まるケースを作るなど、何らかの対処が必要だ。画面サイズにこだわらなければ、BALMUDA PhoneよりコンパクトなPalm Phoneなども対象デバイスだ。しかし私製のBalBerry Phone(BALMUDA Phone + BBQ20KBD)もPalmBerry Phone(Palm Phone + BBQ20KBD)もしばらく時間が必要だ。
パソコンの外部キーボードとしてBBQ20KBDを使うことも、ハードウェアキーボードがインテグレートされていないスマホの外部キーボードとして一体的に利用するのも、素人にはなかなか面倒な作業が多い。どうせ面倒なので、あればWindows PCやスマホではなくRaspberry Piでミニ・ミニ・デスクトップPCでも作って遊んでみるのが一番楽しそうかもしれない。筆者には到底無理な世界なので、この道の達人の後を追って行きたいと考えている。
今回の衝動買い
・アイテム:BBQ20KBD(BlackBerry Q20 Keyboard Assembly)
・購入:Tindie
・価格:30ドル(別途送料12.90ドル)
T教授
日本IBMでThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。
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