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GIGABYTE製ノート「G5」は重量級ゲームもスムーズに動かす驚きの性能

2023年04月21日 11時00分更新

文● 勝田有一朗 編集●北村/ASCII
提供: 日本ギガバイト

軽~中量級タイトルは高フレームレート
重量級AAAタイトルもスムーズに動かす驚きのパフォーマンス

 ではいよいよ、ゲーム系ベンチマークや実際のゲームタイトルを使って、G5 MF-E2JP333SHのゲーミング性能を見ていくことにしよう。今回は定番ゲームベンチマークとして「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマーク」と「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」。軽~中量級の人気FPSタイトルとして「Apex Legends」。重量級AAAタイトルとして「サイバーパンク 2077」を用意した。

 最初に、中量級のMMO RPGを想定したファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ ベンチマークの結果から。解像度は1920×1080ドット、画質設定はプリセットから「最高品質」を選択している。今回は動作モードでエンターテイメントモードの他に静音モードでも検証している。そちらの結果にも注目していただきたい。

 まずエンターテイメントモードでの結果から。スコアーは16716で“非常に快適”の評価が得られている。平均フレームレートも120fps近くを出しており、最高品質設定で高リフレッシュレートディスプレーを十分活かせるパフォーマンスがあることを確認できた。

 なお、このベンチマークはシステムメモリーの速度に大きく影響を受けるので、メモリー増設でデュアルチャネル動作になれば、さらにスコアーも跳ね上がるはずだ。

 次に静音モードについて。スコアーは12313で“とても快適”の評価。平均フレームレートも90fps以上と普通に遊べるレベルであろうことがうかがえる。それでいて冷却ファンの音はエンターテイメントモードと静音モードでは段違いなので、長時間ログインしてチャットするだけといったこともあるMMO RPG系では、静音モードでのプレイもオススメしたい。

 このようにゲームに合わせて動作モードを変えられ、静音モードでも十分なパフォーマンスを持っている点はG5 MF-E2JP333SHの強みのひとつと言えるだろう。

 続いて、やや重めなグラフィックスのゲームタイトルを想定したFINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマークの計測結果から。解像度は1920×1080ドット、画面設定は「高品質」「フルスクリーン」を選択している。

 スコアーは7166で“快適”の評価が得られた。ベンチマークのスコアーは平均フレームレートの約100倍の値が出ると言われているので、平均フレームレートは約71fpsということになる。やや重めなグラフィックスのゲームタイトルでも、最高画質設定で60fpsオーバーのスムーズなプレイが期待できる結果となった。

 次のApex Legendsでは、グラフィック設定でアンチエイリアスを「TSAA」固定とし、その他すべてのオプションを最高の状態とした「最高設定」と、テクスチャストリーミング「高(4GB)」、テクスチャフィルタ「異方性x4」、モデルディテール「高」にして、残りのオプションはすべて「低」または「無効」とした「競技設定」の2パターンの画質設定を用意した。解像度は1920×1080ドット固定だ。

 射撃訓練場で特定のルートを移動したのちに「バンガロール」の「スモークランチャー」を射出して煙がなくなるまで待機。という一連の動きに対してのフレームレートを計測している。

 なお、フレームレート計測には「CapFrameX」というアプリを使用。平均フレームレートの他にデータ全体を100分割して最小値から1%の数値を「min(1%)」とし、これを最小フレームレートの代わりに記載している。

 最高設定では平均フレームレート81fps、min(1%)も60fps以上をキープできており、十分スムーズにプレイできることを確認できた。競技設定にするとフレームレートはさらに大きく向上し平均フレームレートが200fpsを突破した。G5 MF-E2JP333SHのリフレッシュレート144Hz液晶ディスプレーを存分に活かしたスムーズなプレイが可能なことを示している。

 最後に、グラフィックス重視の重量級AAAタイトルの代表格サイバーパンク 2077のゲーム内ベンチマークを用いてパフォーマンスを計測した。サイバーパンク 2077はアップデートでDLSS 3のフレーム生成(DLSS FG)に対応しており、RTX 4050 Laptopの新機能を試す意味でも計測結果が楽しみとなってくる。

 解像度は1920×1080ドット固定で、画質設定はクイックプリセットからレイトレーシングなしの「ウルトラ」とレイトレーシングありの「レイトレーシング:ウルトラ」を用いた。それぞれのプリセットでDLSS FGの有無の違いも計測している。

 まず、レイトレーシングなしのプリセットでは、DLSS FGがなくとも平均60fpsオーバーを記録している。これにDLSS FGを適用するとさらにフレームレートが大きく向上する。この状態であればリフレッシュレート144Hzを活かした超スムーズなゲームプレイを楽しめるだろう。

 レイトレーシングありの結果も衝撃的だ。DLSS FGのない状態ではスムーズな動作はかなり厳しい状態だったのだが、DLSS FGを入れるだけで平均フレームレートが60fpsを超え、スムーズなプレイも可能な状態となった。

 ただ、最小フレームレートが低いのが少し気になる点だ。この部分はシステムメモリーを増設することで改善が見られるかもしれない。

新時代のエントリー向けゲーミングノートPC
初めてのゲーミングノートPCとしてもオススメ!

 以上の検証結果から、G5 MF-E2JP333SHはエントリー向けゲーミングノートPCでありながらも最新世代GPUのRTX 4050 Laptopを搭載することで、従来のエントリー向けゲーミングノートPCとは一線を画す武器を手に入れていることが確認できた。

 特にサイバーパンク 2077の「レイトレーシング:ウルトラ」プリセットはゲームグラフィックスの重い設定代表として長期間君臨していたが、いよいよエントリー向けゲーミングノートPCで快適に動いてしまうのかと思うと感慨深い。まさに新時代のエントリー向けゲーミングノートPCと言っていいだろう。

 そのうえ、G5 MF-E2JP333SHは実売価格で約15万円台半ばと抜群のコストパフォーマンスを見せており、初めてゲーミングノートPCに挑戦するユーザーにもオススメできる1台に仕上がっている。

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(提供:日本ギガバイト)

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