AQUOS sense7×OPPO Reno7 A×Redmi Note 11 Pro
ミドルクラスでもカメラが優秀な人気の3モデルを静止画と動画で仕上がりを比較した
YouTubeやTikTokで活躍する
動画撮影性能
- AQUOS sense7
- アウトカメラ:最大1920×1080(フルHD)/60fps、インカメラ:最大1920×1080(フルHD)/30fps
- OPPO Reno7 A
- アウトカメラ:最大1920×1080(フルHD)/30fps、インカメラ:最大1920×1080(フルHD)/30fps
- Redmi Note 11 Pro 5G
- 最大1920×1080(フルHD)/30fps、インカメラ:最大1920×1080(フルHD)/30fps
動画撮影は3モデルとも4Kや8Kでの撮影に非対応で、フルHDまでの解像度となっています。ただしフレームレートはAQUOS sense7がアウトカメラのみ最大60fpsに設定可能。また、ビデオ撮影時のデジタルズームは、AQUOS sense7が8倍、OPPO Reno7 Aは6倍、Redmi Note 11 Pro 5Gは6倍までです。
ほぼ同時に撮影した1920×1080/30psでのファイルサイズは、AQUOS sense7が395MB(3分25秒)、OPPO Reno7 Aは501MB(3分28秒)、Redmi Note 11 Pro 5Gは508MB(3分30秒)でした。
また3モデルとも等倍以下での動画撮影は、録画スタート前に切り替えが必要で、撮影中にメインカメラから超広角(AQUOS sense7は広角)への切り替え、またはその逆はできません。さらにAQUOS sense7とRedmi Note 11 Pro 5Gは、等倍以下の動画撮影も解像度はフルHDでできますが、OPPO Reno7 Aは等倍以下での動画撮影は1280×720/30fpsとなります。
動画撮影時の特別な機能として、AQUOS sense7には「AIライブシャッター」を搭載。動画撮影中にAIがシーンを自動で判定し、写真も撮影してくれます。いちいち動画を止めて写真撮影に切り替えたりする必要がないので便利です。
また、OPPO Reno7 AとRedmi Note 11 Pro 5Gには、アウトカメラとインカメラ両方を同時に使った動画撮影も可能。解像度はOPPO Reno7 Aが1280×720で、Redmi Note 11 Pro 5Gは1920×1080です。1:1の等分割レイアウトのほか、片方のカメラをワイプとして表示するレイアウトにもできます。
OPPO Reno7 Aはワイプの種類も丸と四角の2タイプあり、撮影中にワイプの位置をタッチ操作で自由に変えられます。ただし、レイアウトやワイプの種類変更自体は撮影中にはできず、録画を止めてから変更する必要があります。
一方、Redmi Note 11 Pro 5Gは等分割からワイプにするカメラの切り替えといった操作が録画中でも可能。ワイプの位置も録画中に変更可能ですが、配置できる位置は画面の4隅に固定となります。またワイプの形状も四角の1種類のみです。
標準カメラアプリでの動画撮影時、USB接続の外部マイクからの音声入力はOPPO Reno7とRedmi Note 11 Pro 5Gは対応しており、外部マイクを使って高音質で動画を撮りたい場合はOPPOとシャオミの2モデルがオススメです。AQUOS sense7はUSB接続の外部マイクでの動画撮影には対応していませんが、動画設定に「風切り音低減」が用意されており、屋外で風が強いときなどにノイズを抑えられます。
【まとめ】カメラ好きならRedmi Note 11 Pro
だが3モデルとも甲乙つけがたい実力
以上が3モデルの「カメラ機能」比較です。Redmi Note 11 Pro 5Gがセンサーサイズも大きく、撮影モードも多いなどカメラ好きをくすぐる要素が多くなっており1歩リードしている印象です。写真や動画の作例比較は下記動画にもまとめていますので、そちらも確認してみてください。
なお、価格はいずれもSIMフリーモデル一括払いで、AQUOS sense7が5万4450円、OPPO Reno7 Aが4万4800円、Redmi Note 11 Pro 5Gが4万4800円と、AQUOS sense7がやや高いくらいでほぼ変わりません。それぞれ価格には現れない魅力があるので、今回の比較記事をスマホ選びの参考にしてください。
AQUOS sense7 | OPPO Reno7 A | Redmi Note 11 Pro 5G | |
---|---|---|---|
メーカー | シャープ | OPPO | シャオミ |
価格 | 5万4450円 | 4万4800円 | 4万4800円 |
ディスプレー | 6.1型IGZO OLED (約20.3:9) |
6.4型有機EL (約20:9) 90Hz対応 |
6.67型有機EL (20:9) 120Hz対応 |
画面解像度 | 1080×2432 | 1080×2400 | 1080×2400 |
サイズ | 70×152×8mm | 73.4×159.7 ×7.6mm |
76.1×164.1 ×8.12mm |
重量 | 約158g | 175g | 202g |
CPU | Snapdragon 695 5G 2.2GHz+1.8GHz (オクタコア) |
Snapdragon 695 5G 2.2GHz+1.8GHz (オクタコア) |
Snapdragon 695 5G 2.2GHz+1.8GHz (オクタコア) |
内蔵メモリー | 6GB | 6GB | 6GB |
内蔵ストレージ | 128GB | 128GB | 128GB |
外部メモリー | microSD (最大1TB) |
microSD (最大1TB) |
microSD (最大1TB) |
OS | Android 12 | Android 11 (ColorOS 12) |
Android 11 (MIUI 13) |
5G対応バンド | n3/28/41/77/78/79 | n3/28/41/77/78 | n3/28/41/77/78 |
4G対応バンド | 1/2/3/5/8/12/17 /18/19/21/38/41/42 |
1/3/4/5/8/12 /17/18/19/26/28 /38/40/41/42 |
1/2/3/4/5/7 /8/12/13/17/18 /19/20/26/28 /38/40/41/42 |
3G対応バンド | 1/2/5/8 | 1/4/5/6/8/19 | 1/2/4/5/6/8/19 |
DSDS | ○ | ○ | ○ |
無線LAN | IEEE802.11ac (2.4/5GHz対応) |
IEEE802.11ac (2.4/5GHz対応) |
IEEE802.11ac (2.4/5GHz対応) |
カメラ画素数 | 50メガ +8メガ(超広角) /イン:8メガ |
48メガ(標準) +8メガ(超広角) +2メガ(マクロ) イン16メガ |
108メガ(標準) +8メガ(超広角) +2メガ(マクロ) イン16メガ |
バッテリー容量 | 4570mAh | 4500mAh (18W対応) |
5000mAh (67W対応) |
Qi | × | × | × |
FeliCa/NFC | ○/○ | ○/○ | ○/○ |
防水/防塵 | ○/○ MIL規格準拠 |
○/○ | ×/○(IP53) |
生体認証 | ○(側面指紋+顔) | ○(画面内指紋、顔) | ○(側面指紋+顔) |
SIM形状 | nanoSIM+eSIM | nanoSIM×2 (nanoSIM+eSIM) |
nanoSIM+eSIM |
USB端子 | Type-C | Type-C | Type-C |
イヤホン | ○ | ○ | ○ |
カラバリ | ライトカッパー、ブルー、ブラック、ラベンダー、フォレストグリーン | スターリーブラック、ドリームブルー | グラファイトグレー、ポーラーホワイト、アトランティックブルー |
発売時期 | 2022年11月 | 2022年6月 | 2022年5月 |
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