どう見てもNothing Phone (1)っぽい?
日本でもおなじみのUnihertzから背面が光るスマホが登場
超小型スマホやQWERTYキー付きスマホで知られるUnihertzは、MWC2023でスマートフォン新製品「Luna」を発表した。その外観は2022年に話題になったあのスマートフォンにかなり似ている(なお、“あのスマートフォン”の人もUnihertzブースに現われたようだ)。
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— Carl Pei (@getpeid) February 27, 2023
Lunaの主なスペックはチップセットがMediaTeK「Helio G99」。同チップセットは5Gには対応せず、通信方式は4Gまでとなる。メモリーは8GBとストレージは256GBで、ディスプレーは6.8型。メインカメラは1億800万画素と高画素なもので、3200万画素と200万画素を加えた3眼構成となる。バッテリー容量は5000mAhで急速充電への対応は不明。会場展示時点ではディスプレーのスペックも非公開だった。
側面はメタルフレームで覆われており、iPhone 14に似た仕上げとなっている。アプリケーションの割り当てが可能なプログラマブルボタンも搭載している。
さて、Lunaの最大の特徴は背面仕上げだ。背面はホワイトとブラックの2色が用意されており、透明ガラスで覆われている。ガラスの下にはLEDライトがストライプ状に埋め込まれている。この背面を見ると誰もがNothing Phone (1)を思い浮かべるだろう。
ホワイトだけでなく、カラーで光るのはLunaならでは
日本国内で販売される可能性もあるか?
さらにライトの色は「ホワイト」と「カラー」の2タイプ。ホワイトライトモデルはNothing Phone (1)同様の白いライトのみが点灯する。一方、カラーライトモデルはホワイト以外の好みの色のライティングが可能だ。つまり製品のバリエーションは「ホワイトライト・ホワイトボディー」「ホワイトライト・ブラックボディー」「カラーライト・ホワイトボディー」「カラーライト・ブラックボディー」の4モデルとなる。
ライティングは設定画面の「LEDライト」の項目からカスタマイズ可能。音楽に合わせて点滅させたり、あらかじめプリセットされた6つのパターンからライティングを変更できる。現時点では色を自分好みの色に調整するといった細かいカスタマイズには対応していない。
ライトの光量は高く、明るいところでもかなり目立つくらいに光ってくれる。一方で、本体の重量は非公開だが、持ってみたところ200gは優に超える重量で、ずしりとした重さを感じた。ライトを埋め込むことで本体重量はだいぶ増してしまったようだ。
価格は現時点ではまだ未定。販売先も未定だが、これまでもUnihertzは日本向けに率先して製品を投入してきたことから、このLunaも日本で販売されることは十分期待できるだろう。またLunaの発売でNothing Phone (1)の楽しさも再び見直されるかもしれない。今後のUnihertzからのアナウンスに期待したい。
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