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AMD Ryzen 7 6800U搭載でゲーム性能が爆上がり! ONEXPLAYER mini Pro Ryzen版実機レビュー

「PCMark 10」の総合スコアは6277、Essentialsは9923、Productivityは8550、Digital Content Creationは7911となった。PCMark 10の指標「Gaming Laptop(2020)」の総合スコアが4515なので、「ONEXPLAYER mini Pro Ryzen版」はその139%相当のスコアを記録したことになる。

「PCMark 10」の総合スコアは6277、Essentialsは9923、Productivityは8550、Digital Content Creationは7911

 ストレージ速度については、「CrystalDiskMark 8.0.4」のシーケンシャルリード(SEQ1M Q8T1)は3503.74MB/s、シーケンシャルライト(SEQ1M Q8T1)は2740.93MB/sとなった。PCIe Gen3 x4接続のSSDとしては順当な結果と言えるだろう。

貸出機に搭載されているSSDはPCIe Gen3 x4接続の「ONE XPLAYER Q1」と表示された

「CrystalDiskMark 8.0.4」のシーケンシャルリード(SEQ1M Q8T1)は3503.74MB/s、シーケンシャルライト(SEQ1M Q8T1)は2740.93MB/s

 さて実際のゲームでのパフォーマンスについては、「ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレベンチマーク」(1920×1080ドット、標準品質、ノートPC)のスコアは8540(快適)、「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK ver 1.3」(1920×1080ドット、標準品質)のスコアは3436(普通)となった。

「MSI Afterburner」で「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK ver 1.3」実行中の平均フレームレートを計測したところ、HD(1280×720ドット)軽量品質で64.7fps、フルHD(1920×1080ドット)軽量品質で44.7fps、HD(1280×720ドット)標準品質で54.6fps、フルHD(1920×1080ドット)標準品質で33.4fpsとなった。FINAL FANTASY XVクラスのゲームであっても、HD(1280×720ドット)軽量品質に設定すれば、快適にプレイできるわけだ。

「ファイナルファンタジーXIV:暁月のフィナーレベンチマーク」(1920×1080ドット、標準品質、ノートPC)のスコアは8540(快適)

「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK ver 1.3」(1920×1080ドット、標準品質)のスコアは3436(普通)

「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK ver 1.3」実行中の平均フレームレートは、HD(1280×720ドット)軽量品質で64.7fps、フルHD(1920×1080ドット)軽量品質で44.7fps、HD(1280×720ドット)標準品質で54.6fps、フルHD(1920×1080ドット)標準品質で33.4fps

 バッテリー駆動時間については、「性能」(TDP)15W、ディスプレー輝度50%、ボリューム50%という条件で「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION BENCHMARK ver 1.3」(1920×1080ドット、標準品質)をループ再生したところ、バッテリー残量5%まで1時間37分15秒動作した。負荷の高いゲームではカタログスペックの「ゲームプレイで約2.5時間」には届かないようだ。

 なおバッテリー充電時間は、50%までは56分1秒、70%までは1時間21分21秒、80%までは1時間34分2秒、90%までは1時間47分3秒、100%までは2時間19分41秒かかった。

現時点のゲーミングUMPCカテゴリーにおいてハイエンドクラスの選択肢

 AMD Ryzen 7 6800Uを採用した「ONEXPLAYER mini Pro Ryzen版」は、前世代のCPUを搭載したゲーミングUMPCより大幅に3Dグラフィックス性能が向上している。もちろんゲームによっては解像度や品質を調整する必要はあるが、「Apex Legends」クラスのゲームであれば1920×1080ドットで快適にゲームを楽しめる。現時点のゲーミングUMPCカテゴリーにおいてハイエンドクラスの選択肢であることは間違いない。

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