スマホを使うだけでアマゾンギフトがもらえる
「Mode Earn Phone」
ベルギーのBmizeが開発した「Mode Earn Phone」はスマートフォンを使うだけで毎日お金がもらえるという夢のような製品だ。初代モデルは2020年に発売され、現在後継機が開発中で、まもなく発売予定という。スペックはMediaTekのオクタコアCPU(型番非公開)搭載、メモリー4GB、ストレージ128GB、カメラは1300万画素で4000mAhバッテリーを搭載。スマートフォンとしての性能は抑えめだ。
しかし、Mode Earn Phoneの最大の特徴はスマートフォンを日々使うことでポイントをゲットできることなのだ。本体を購入せずとも毎月10ドルを支払えば利用でき、18ヵ月おきに新しい機種に交換してくれる(通信費は別途キャリア契約が必要)。1日4時間、音楽を聴く、ゲームをする、ニュースを読む、アンケートに答える、ビデオを見る、検索する、といったスマートフォンの操作をするだけで年間最大900ドルを得ることができるという。主に広告を表示することでユーザーはポイントをゲットできるようだ。
それだけではなく画面のロックを解除する、本体を充電するといった、ハードウェア操作でもポイントが加算され、ポイントはアマゾンギフトなどで受け取ることが可能。実際にアメリカのアマゾンで販売されており、購入者の評価を見ると実際に収益を得ているという体験談が書かれている。ネガティブ評価もあるが、この製品の本質から外れている内容のため、どうやらポイントは本当に得られるようだ。実際に使い勝手を試してみたいものである。
スマホのバックパネルも自分で交換できる
DONO「ESG-X20」
韓国のDONOはフロントのガラスはもちろん、背面のバックパネルも自分で交換できるスマートフォン「ESG-X20」を展示していた。パッケージは普通のスマートフォンよりも大きく、ディスプレーの表面を覆う保護ガラスと、背面のバックパネルがセットになっている。落下させてしまい、ヒビが入っても自分で交換修理ができるのだ。
チップセットはMediaTek Helio G95、メモリー8GB、ストレージ256GBを搭載。6.46型ディスプレーに1600万画素のフロントカメラを搭載。メインカメラは6400万画素+800万画素超広角+200万画素マクロ+200万画素深度測定で、5000mAhバッテリーを搭載する。スマートフォンとしての性能は悪くはないだろう。
パネルは付属の工具で取り外しでき、自由にパネルを変えられる設計になっていることから、外観のカスタマイズも自在にできる。企業がノベルティーとて自社ブランドを大きく掲示したスマートフォンを作ったり、保険会社が顧客に提供する専用端末としての展開など、カスタマーニーズに適した外観の製品を手軽に作ることができるわけだ。
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