【速報レポ】新型「Apple TV 4K」さらに賢く、より小さくなった!
アップルがA15 Bionicチップを載せた新しい「Apple TV 4K」を11月4日に発売します。先駆けて実機を試したファーストインプレッションを報告します。ずばりApple TV 4Kは、今が買い時です。
A15 Bionicチップ搭載でよりパワフル&コンパクトなった
Apple TV 4Kは4KテレビやPCモニターなど、HDMI端子を持つディスプレイデバイスにケーブルで接続して使う、据え置き型のストリーミングプレーヤーです。2021年春の第2世代機から約1年半を経て、第3世代機が発売されました。
本体の背面には、HDMI Ver. 2.1をサポートするデジタル端子を1系統搭載しています。テレビに接続するためのHDMIケーブルはパッケージに同梱されていないので、別途購入しなければなりません。Apple TV 4Kの実力をフルに引き出すために、HDMIケーブルは「プレミアムハイスピード(18Gbps)」、または「ウルトラハイスピード(48Gbps)」に区分される「Ver.2.0a/HDR対応」以上の製品を選ぶとよいでしょう。
昨今は、グーグルのスマートテレビ向けOS(Google TV/Android TV)が、多くの4Kテレビに内蔵されたことで、外付けストリーミングプレーヤーに対する注目は最盛期に比べると、少し落ち着いた感じもあります。ただ、Apple TV 4Kはアップルのコンテンツ配信サービスとの相性が、とても良いところが特徴です。
例えばApple Arcadeのゲームを大きなテレビの画面で手軽に遊べるデバイスは、ほかにありません。またApple TV 4Kなら、ホームネットワークを介してiPhoneやiPadの動画をAirPlayでApple TV 4Kに飛ばしたり、画面のミラーリングも簡単にできます。
もちろんApple TV 4Kでは、NetflixやAmazonプライム・ビデオ、YouTubeなど人気のアプリをダウンロードして、それぞれの動画コンテンツを見ることもできます。音楽サービスもApple Musicだけでなく、SpotifyやAmazon Musicなどにも対応しています。
Apple TV 4Kは、テレビサイドに置いて使うスタイルが一般的です。テレビのコンテンツに深く没入するためにも、テレビラックなどの上に置くものはシンプルにしたいものです。新しいApple TV 4Kは、第2世代のモデルよりも縦横・高さのすべての寸法が、ひとまわりほど小さくなりました。高性能・高効率なA15 Bionicチップを載せたことでファンレス設計にできたことから、本体が約20%もコンパクトになりました。
筆者が使っている第2世代のApple TV 4Kも十分スリムなのですが、よりコンパクトな最新のApple TV 4Kを目の当たりにしてしまうと新しいものに買い換えたくなります。
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