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EUで“Lightning廃止法案”可決

2022年10月11日 13時00分更新

 USB Type-C充電が主流になる中、アップルの「AirPods」シリーズは、いまだにLightning端子を採用している。これが強制的に変更を余儀なくされる事態になった。

 10月4日、EUの欧州議会にて、EUで販売される電子機器の充電用端子としてUSB Type-Cを使用するよう義務付ける法案が可決された。さらに加盟国の承認が必要となるが、100W以下の電力消費をするすべてのスマートデバイス、カメラ、アクセサリーは2024年末までにメーカーの努力ではなく、義務で対応しなければならないことを意味する。例外事項としては、ノートPCにおける期日は2026年春となり、USB Type-Cが搭載不可能なスマートウォッチなどの超小型デバイスは適用外とされる。

 これにより大きな影響を受けるのはもちろんアップルだ。iPhoneをはじめとしてAirPodsの充電ケースやマジックマウスなどが対象となる。アップルのポータブルデバイスは、iPodで使われた30ピン端子から2012年にLightning端子に置き換わったが、いよいよその歴史が書き換えられることになりそうだ。

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