イヤーカップとアプリ!? 意外な付属品がコスパ高
特筆すべきは、2種類のイヤーパッドが付属すること。1つは「超柔軟プロテインレザー素材」を採用したイヤーパッド。最初から装着されているのがこちらで、耳を優しく包み込むような感触が得られる。
もう1つは、汗などに強く通気性もよい「メッシュ生地」を採用したイヤーパッド。耳が蒸れるような夏の時期にはこちらがおすすめだ。イヤーパッドを交換できるヘッドセットはいくつかあるが、異なる仕様のイヤーパッドが付属する製品は珍しい。
前述したように、接続タイプはUSBと3.5mmイヤホンプラグの2種類。USBタイプの「UP-HSUBKVC」はWindows、Mac、Chromebook、PS4 Pro、PS5に対応。3.5mmイヤホンプラグタイプの「UP-HSABKVC」は、上記に加えてXbox、Switch、iPhone、Androidに対応する。なお、USBタイプの「UP-HSUBKVC」はUAC規格に対応しており、Windows・Macはドライバー不要。接続したらすぐに使用可能だ。
なお、3.5mmイヤホンプラグタイプの「UP-HSABKVC」は、別売りのゲーミングヘッドセットスタンド「UP-HSSD」と接続することで7.1chサウンドが楽しめる。なお、この「UP-HSSD」は本連載で紹介済みなのだが、この組み合わせはかなり魅力。
それはともかく両者共にボイスチェンジャーアプリ「AUDIO INPUT FX LEダウンロード版」が付属する。このアプリをPCにインストールすることで、「ボイスチェンジャー」「ディレイ」「コーラス」「リバーブ」といった4種類の音声エフェクトを利用できるようになる。
動画の音声加工はもちろん、OBS StudioやXSplitを使った生配信時にもリアルタイムでエフェクトをかけられる。なお、「Zoom」「Teams」「BlueJeans」「Webex」などのWeb会議ツールでも使用可能。
そして何より価格設定が秀逸。これだけの機能を搭載して、3.5mmイヤホンプラグタイプの「UP-HSABKVC」が5980円(税込、直販価格)、USBタイプの「UP-HSUBKVC」が6980円(同)というではないか。価格なりの性能なのでしょう? と思いきやそうでもない。実際に試用していこうではないか。
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