スマホ連携できるものの
ナビ入力がやや面倒
身長185cmの筆者がまたがってみると、相応に大きいけれど足はべったり。ツアラーらしくライディングポジションは緩やかなうえに、肉厚でクッションと相まって長距離クルーズモデルらしさ十分。
タンデムシートを外すとETC車載器が姿を現します。実質これ以外を入れることはできない雰囲気で、ドラレコの取り付けとかは難しいかも?
キーはバイクとしては珍しい(と思っているのですが)リモコンタイプ。車に乗る人ですと、キーを指しっぱなしにしてバイクから離れがちですので、これは便利。ちなみにヘルメットホルダーも同じキーで使うことができます。これもまた便利。
便利といえば12Vアクセサリーソケットを標準装備しているところ。どこにスマホを置くかは別として量販店で入手できるシガーソケットチャージャーを使えば、スマホの充電ができますし、ポータブル蓄電池も充電できるのは長距離ツーリングをしてキャンプをする方にはうれしいのでは?
メーターはフル液晶。昼と夜で色が変わるタイプになっています。表示は大きく視認性はかなり高い印象を受けました。
ASCII的に試さなければならないのは、スマホ連携。スマホに専用アプリをインストールしてBluetoothでペアリングすれば、バイク側からスマホ操作ができるようになります。ヘルメットにBluetoothヘッドセットを取り付ければ、通話のほかBGMを聞くこともできます。
そして、ナビも表示可能! Googleマップなどをそのまま表示できます。ですが、スマホで目的地を入力して、ルート表示できるかというと、そうではなく。なんと車両側から目的地を入力しないとルート表示ができません。この入力がタッチパネルではなく、ハンドルのリモコンキーからでないと受け付けないため、至極面倒。入力途中で心が折れてしまい諦めてしまいました。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう