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PR TIMES、アート特化型オンラインPRプラットフォーム「MARPH」開始

2022年07月12日 07時30分更新

 プレスリリース配信サービス「PR TIMES」などを運営する株式会社PR TIMESは、2022年6月29日からアート特化型オンラインPRサービス「MARPH(マーフ)」のβ版の提供を開始。アーティストやギャラリー、美術館など、個展やイベント情報などを、作品の魅力を生かしながら広報ノウハウがなくても誰でも簡易的にプレスリリースを作成、配信することを可能とした。ユーザーはアートコンテンツとして、今まで知らなかったアーティストや作品を発掘でき、フォローしたいアーティストやギャラリーなどとつながることもできるPRプラットフォームだ。

 「PR TIMES」の利用企業は6万5000社を超え、ビジネスニュースコンテンツとしても活用されている。PR TIMESは約15年間にわたる「PR TIMES」運営で培ったノウハウを生かし、ビジュアル要素が強く、作家自身の言葉をより深く伝えることができる現代アートに着目。グローバル展開も見据えたアート特化型オンラインPRサービスの開発を進めてきた。

「MARPH」はアート情報に接触する機会が少ない人にも使いやすく、直感的に操作できるユーザーインターフェースを実現。ギャラリーを訪れる感覚で一覧でき、アートコレクターや、アート鑑賞が趣味の人も作品を鑑賞しながらアーティストやギャラリーの最新情報が一望できる仕様としている。

 会員登録することで、アーティストやギャラリーのフォローが可能になり、最新の個展情報などプレスリリースを受け取ることが可能だ。また、過去の作品アーカイブやアーティストQ&Aなど、アートコンテンツとしてより深くアーティストを掘り下げた情報も得られる。

 アートに特化したプレスリリーステンプレートを活用し、これまでプレスリリースの作成経験がなくても、効果的なプレスリリースを発信することが可能となった。これにより、多くの人に作品や展覧会の情報を届けることができる。

 第1弾として、Nerhol、花井 祐介、長場 雄など30人を超えるアーティスト、Gallery COMMON、GALLERY TARGETほか15程度のギャラリーが参加。第一弾プレスリリースとして、6月30日から一般公開した+81 Gallery Tokyoでの山口 歴の新作発表情報を発信中だ。「MARPH」は2023年度内に世界のアートメディアに日本のアートシーンを発信するグローバルアートPRプラットフォームを目指す。

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