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西洋版京大式カード、Rocketbook「クラウドカード」を衝動買い

2022年06月30日 12時00分更新

Rocketbookを使用する各デバイス(スマートノートやクラウドカードなど)の消去にはさまざまなデバイスが使えるが……水を少し湿らせた付属の布切れが一番だ

描いては消し消しては描くSDGs的なクラウドカード
しかし摩擦熱で消すのは体力を消費し非SDGs的

 さて最後になったが、クラウドカードのウリのひとつである、描いては消し、消しては描く……ほぼ永久に使えるのがSDGs的だという点がある。ご存じのようにフリクションペンで描いた筆跡は、専用のペン付属の消しゴムで擦って消すのが一般的理解だ。しかし摩擦熱で消すのは意外に面倒で体力を消費し、非SDGs的だ。

 物好きな筆者はフリクションペン付属の消しゴムを使ったり、別売の大きな専用消しゴムを使ったり、フリクション消しゴムを取り付けた電動消しゴムを使ったり、単3乾電池をショートさせて発熱する乾電池コテを使ってみたが、騒音や発熱の割には高い消去パフォーマンスは期待できそうにない。やはりクラウドカード推奨の少しの水を含ませた付属の布で拭き取るのが、圧倒的に早く効率的だ。残念ながら、どうも最近は摩擦熱消去は流行遅れのようだ。

スマホと手帳が必須の筆者のお出かけセットにも、常にクラウドカード数枚とフリクションペン、消去布は入っている

 今回ご紹介したクラウドカードは、コンパクトで超軽量でモバイルワークには最適なツールだ。アウトドアでは描き終えたカードを、スマホでスキャンしクラウドサービスにアップロードが済めば、ペットボトルの水で少し濡らせた専用布できれいさっぱりと消し去り再利用が可能だ。この夏、路上で思いついたビッグアイデアも、数枚のクラウドカードとフリクション3色ペン、Rocketbookアプリの入ったスマホ、消去用布の4つだけがあれば完璧だ。

 
T教授

今回の衝動買い

・アイテム:Rocketbook「クラウドカード
・購入:Amazon.com
・価格:$17.99(およそ2446円)

T教授

 日本IBM社でThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。

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