集客と空床に悩むスポーツ関連事業者からの需要が高い
今後の展開について前田代表は「まずは1号店を成功させることが目標。そのためにも、まずはお客さまの満足度を高め、『また来たい』と思ってもらわないといけない」と話す。当然だが商売として成り立たせないと後に続かない。業界としてまだまだ模索の段階だが、今回の出店がひとつのモデルケースになるだろう。
前田代表によると、集客と空床に悩むスポーツ関連事業者、商業施設は多く、「スポーツ60&スマート」を発表した際に多くの法人問い合わせがあったとのこと。もし理想的な形でビジネスパッケージが構築できれば、店舗数も加速的に増える可能性も考えられる。
「スポーツ60&スマート」で遊ぶことで、例えば野球に興味を持ったり、サッカーに興味を持ったり、eスポーツが面白いと思う人も増えるだろう。結果的にスポーツ人口、eスポーツ人口の増加にも貢献できる。
「スポーツを楽しむ」となると、どうしても大きな公園や専用の施設に行ったり、道具を用意したりする必要がある。しかし、デジタルスポーツなら手軽に楽しむことが可能だ。今回は大型商業施設への出店なので、たとえば「買い物ついでに体を動かす」といった気軽に利用するケースも増えるはず。まずは1号店がどのような評価を得るのか、今後の展開に注目したい。
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