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コストを抑えつつゲーミング性能はそのまま

この性能でこの価格!? 3万円で買える27インチ165HzのゲーミングディスプレーMSI「Optix G273」レビュー

2022年06月17日 12時30分更新

文● 飯島範久 編集●ASCII.jp編集部
提供: エムエスアイコンピュータージャパン

OSDの操作はMSIのゲーミングディスプレーでおなじみのナビキーを搭載。操作しやすいだけにうれしい

ゲームはもちろん、クリエイティブな作業にも最適

FPSゲーム「レインボーシックス シージ」をプレイしたが、カクつきもなくなめらかで快適

 実際に使ってみたが、設置時に角度調整がチルトだけというのは、プレイ時のベスポジを確保するのに多少苦労するかもしれない。もしそう感じたらVESA100に対応しているので、安いディスプレーアームを導入するというのもひとつの手。添付のスペーサーを利用して簡単に設置でき、調整機構がない部分を補完できる。

付属のスペーサーネジを使えば、VESA100対応ディスプレーアームを固定できる

 27インチでフルHDという解像度は、100%スケール表示で活用できるので、筆者のような老眼に片足突っ込んでいるような人にとってはちょうどいい。

 ゲームをプレイしてみても、カクつくこともなく、快適にプレイできた。PS5と接続すれば1080p/120Hz表示にも対応。プライベート空間でのゲーム専用ディスプレーとしてオススメだ。また、広色域なパネルなので、写真の現像や編集作業で活用するというのもありだ。

写真の現像作業では色味は大切。ゲーミングだけでなくこうした作業にもマッチ

 「Optix G273」は、コストカットのためか、設置する際の調整機構や背面のLEDイルミネーションを省き、外観的にはかなりシンプルなデザイン。しかし、中身はしっかりと必要なゲーミング性能を満たし、快適なゲームプレイをサポートする機能もきちんと備わっている。

 それでいて実売価格が3万500円前後というのは、かなりコストパフォーマンスに優れた製品と言えよう。ゲーミング用ディスプレーの購入を検討している人は、一考の価値ありだ。

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