「M2」で基本性能がアップ
Appleシリコンの次世代版としては「M2」プロセッサーを発表。最初の搭載モデルとしてMacBook AirとMacBook Proも発表されました。
これまでのM1は、M1 Pro、M1 Max、M1 Ultraと進化してきました。ただ、その中身はコア数やメモリー容量を増やすというもので、基本となるコアの性能は変わっていませんでした。
M2は、4つの「性能コア」と4つの「効率コア」の8コア構成である点はM1と同じですが、効率コアを強化。M1の特徴だった電力効率は維持しつつ、CPU性能は18%、GPU性能は35%、M1から向上しているとのこと。今後登場する上位チップにも期待できそうです。
M2ではメモリー容量が最大24GBに増えており、MacBook Airでもオプションで選択できるのは嬉しい点です。しかしM1 Proの最大32GBに比べると、控えめなスペックといえます。
またM2では外部ディスプレー出力が1画面までに制限されているようです。この点についても今後登場する上位チップとの差別化を図っていると考えられます。
M2搭載MacBook Airの価格は税込16万4800円からと、円安の影響か大きく値上がりしたのは気になるところですが、新しい薄型デザインとM2を試したい人にとっては避けられない出費になりそうです。
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