「NTT DOCOMO VENTURES DAY 2022」ピッチレポート
お祈りメールが内定キップに変わる 次代を創造するスタートアップ11社
自然言語処理を活用し、企業のイノベーションに役立つニュースを収集・配信
ストックマーク株式会社は、自然言語処理に特化したディープテックスタートアップ。企業のイノベーション阻害要因を解消するため、有用な情報の収集に注目し、国内外約3万5000メディアのビジネスニュースから業務に直結するニュースをAIが届ける2つのサービスを提供している。「A news」は、個人やチームへのニュースを配信し、認知外情報との接触を促進。「A Strategy」は、特定領域の企業やテーマを抽出し、競合や関連企業の将来動向を分析・把握する機能をもつ。大手企業を中心にサービスが採用。
バックオフィス業務を一元管理する統合プラットフォーム「jinjer」
jinjer株式会社は、人事管理、勤怠管理、給与計算、ワークフロー、電子契約、Web会議などバックオフィス業務の効率化を支援するバックオフィス向けクラウドサービス「jinjer」を提供している。企業のDX化が推進されるなか、社内に複数のサービスが乱立し、十分にデータ連携が図れていないケースが少なくない。Jinjerは、単一のデーターベースに人事に関するすべてのサービスを統合した国内唯一のプラットフォーム。データが自動連携し、常に最新の状態に保たれ、単一のダッシュボードで管理できるのがメリット。今後は社外との事業提携を進め、人事部門で蓄積されたデータを経営戦略に利活用するサービスへと広げていくのが目標だ。
多様化するIT環境をクラウドで一元管理するディレクトリプラットフォーム「JumpCloud」
JumpCloud,Inc.は、企業向けのディレクトリプラットフォームサービスを提供する米国コロラド州のスタートアップ。NTTドコモ・ベンチャーズからの出資を受け、2022年3月から国内サービスを開始している。リモートワークの急速な普及とモバイルデバイスの多様化で、IT管理者の負担が増している。Jumpcloudは、ID認証、Windows、Mac、Linux OSに対応し、モバイルデバイスの管理、社内リソースへのアクセス管理などをすべてクラウド上でセキュアに提供し、一気通貫で管理できるサービス。一元管理することで、全ユーザーの利用状況を把握でき、データの可視性も向上。複数のツールを組み合わせるのに比べて管理コストの削減も期待できる。
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