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JAPAN INNOVATION DAY 2022「ロボット活用による完全無人化次世代データセンタの創出に向けた共創の取り組みについて」

NTTCom、共創でつくるロボによる完全無人化された次世代データセンター

2022年度はトライアル運用やロボット代行業務の拡大へ

 PoC検証を経て、現時点での完全無人化は難しいが、設備点検や受付アテンドについては人とロボットの協調により一部の業務の代行は可能であることがわかった。

 

 2022年度はトライアル運用を進めて、2023年の本格運用を目指す。また工事立ち合いや警備、清掃などロボットが代行できる業務範囲を拡大、ローカル5Gの採用、点検した画像の解析技術などにも取り組んでいく計画だ。さらに、データセンターの運用無人化で培ったソリューションやノウハウをサービス化し、水道やガス、電気などの社会インフラ事業者へと展開することも検討している。

 データセンターの無人化プロジェクトでは、ロボットの代行業務の拡大やロボットフレンドリーな環境づくりを実現するため、2022年度の共創パートナーをロボット/ソリューション/ソフトウェアの3分野から広く募集している。

 具体的には、工事立ち合いや警備、清掃、ケーブリング、故障修理などの業務に対応できるロボットメーカーやSIer、データセンター内に設置されるドアやラック、エレベーター、ケーブル、受電設備などを取り扱う建材、建具、設備メーカー、ロボット運用管理、デジタルツイン環境、DCIM、画像解析技術を扱う事業者と共創を進めていきたいとのこと。興味のある企業は、smart_robotics@ntt.comまでぜひ問い合わせてみてほしい。

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