日本発売を期待したい「Galaxy Tab S8」シリーズ
Galaxy Tabの最新モデル「Galaxy Tab S8」シリーズも発表された。昨年リリースされたGalaxy Tab S7シリーズ(日本未発売)の後継で、画面サイズが異なる3モデルを用意。Galaxy Tab S8は11型の液晶、Galaxy Tab S8+は12.4型の有機EL、Galaxy Tab S8 Ultraは14.6型の有機ELを搭載している。
発表会で強くアピールされたのが最も画面が大きいGalaxy Tab S8 Ultra。大画面ながら薄くてベゼルが細いことので扱いやすく、いちいちアプリを切り替えたりすることなく、マルチタスク作業をスムーズにできることが利点。このモデルのみ、フロントに広角+超広角のデュアルカメラを搭載。複数人でのビデオ通話もしやすく、自動で画面中央に顔が映るように調整される機能も備えている。
Sペンにも対応しており、クリエイティブな作業にも利用可能。Galaxyのスマホと連携させて、タブレットをキャンバス、スマホをパレットにして、絵を描くこともできるという。キーボード付きカバーを取り付けることで、PCライクに使うこともできる。
カラバリはGraphite、Silver、Pink Goldの3色(Tab S8 UltraはGraphiteのみ)。アメリカでは2月9日から予約開始で、2月25日に発売予定。価格はGalaxy Tab S8が699ドル(約8万1000円)、Tab S8+が899ドル(約10万4000円)、Tab S8 Ultraが1099ドル(約12万7000円)と案内された。
ただし、日本のGalaxyのサイトに、すでにGalaxy S22シリーズの紹介は掲載されているが、Galaxy Tab S8シリーズは掲載されていないため、日本で発売される可能性は低いかもしれない。
「Galaxy Watch 4」が大幅アップデート
日本では昨年9月に発売されたスマートウォッチ「Galaxy Watch 4」向けのアップデート情報も発表された。近く、Wi-FiまたはLTE接続時に「YouTube Music」のストリーミング再生と「Googleアシスタント」に対応する予定。また、新色のストラップや文字盤デザインなども追加され、アディダスのランニングアプリなども対応した。
発表会の最後には、TM Roh氏が言及していた「Galaxy for the Planet」の具体的な取り組みが紹介された。Galaxy S22シリーズの本体の一部には、リサイクル資材や、海のゴミとなるプラスチックを原料とする材料が使われている。また、パッケージには100%再生紙が使われている。さらに、環境保全の観点から、4世代のOSアップデートを提供し、スマホを長く使わせる試みを始めることも発表された。
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