手のひらサイズのドック1個で業務環境を整える!
ということでさっそく「PUD-PD65G1H」を試用してみた。
筆者の机上に用意した電源タップに「PUD-PD65G1H」を差してみる。そして「PUD-PD65G1H」と机上の外付けディスプレーをHDMIケーブルで接続。これで即席のマイドックが完成。これにUSB Type-Cケーブルでノートパソコンを接続すれば、すぐさまデュアルディスプレー環境が整う。
もちろん充電しながら作業をこなせるため、席を離れるときに抱えていくノートパソコンはフル充電されているという寸法だ。
「PUD-PD65G1H」のUSB 3.2 Gen1ポートにはキーボードやマウス用の無線ドングルを差してもいいのだが、それはノートパソコン本体に差すこととして、今回はデバイスの充電用として使うことに。
さっそく、携帯することも多いiPad Airを充電してみることとする。なおノートパソコンでの作業中に給電が不足することはなかった。また、iPad Air(第4世代)ならノートパソコンやSwitchのように、Type-C接続で外部出力も可能だ。
試用してみると、特に何の迷いもなく利用できるドックであることがわかる。シンプルな使い勝手は万人に受け入れられやすいと思う。なんといってもタップに差してケーブルをつなぐだけだもの!
ここでの試用はあくまで筆者の仕事場においてのシミュレーションではあるが、フリーアドレス制のオフィスやコワーキングスペースで電源タップと外付けディスプレーが並んでいるなら、「PUD-PD65G1H」を使うことで、余分な充電/接続ケーブルを持参することなく、快適な環境を得られる。特段何をするわけでもなくケーブルをつなぐだけ、だ。
そして自分の持ち物の量を減らせるのは歓迎でしかない。さらに言えば、ケーブルの抜き差しや片付けといった作業についても最低限に済ますことができ、仕事以外の工数を減らせるメリットとなるだろう。
そして、仕事と離れるのはいささか恐縮なのではあるが、Nintendo Switchについても接続してみた。これが拍子抜けするほどに普通に接続できただけでなく、プレイも可能だった。この「PUD-PD65G1H」1台で済むのは非常に助かる。
というのも今まで、私の実家へ里帰りするときなどにSwitchを携帯して実家の大型テレビでプレイすることがあった。ゲームフリークな息子に請われてのことだったが、その際にはSwitchに対応したミニドック(サードパーティ製)と純正のACアダプター、HDMIケーブルなどなどを持ち歩いて接続に使っていたのだ。
それがこの「PUD-PD65G1H」だけでいいとなれば、久しぶりに実家へ帰れそうな雰囲気のこの年末にはもってこいのデバイスと言えるだろう。
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