その具体的な動きが、プリントコンテンツサイトへの流入数の増加だ。
ブラザー販売が、2017年6月からスタートしたプリントコンテンツサイト「Print Terrace」への流入数は、2020年2月~6月には、前年比1.9倍に増加。いまも継続的に利用している人が多いという。
Print Terraceは、プラザーのプリンターユーザーに限らず、誰でも利用できるサイトで、無料ダウンロードコンテンツやプリンター活用術などを紹介。ダウンロードできる素材には、年賀状関連のほか、子どもから大人まで楽しめるペーパークラフトや、ビジネステンプレートまで幅広く、1年を通じて、楽しく、便利なプリントライフをサポートしている。
とくに、同サイトで提供されている「まちづくりキット」は、家や店舗、ビル、交番、道路などを作ることができるペーパークラフトで人気コンテンツのひとつ。これを活用して、岩手県滝沢市と包括連携協定を結び、滝沢市向けにカスタマイズ。地域のイベントや教育現場で活用しているという。
「他の自治体とも、プリントコンテンツを活用した学びを模索しているところである。オンラインを含めて、学習の仕方が多様化するなかで、連携や協業の動きはますます加速している。ブラザーが展開するサービスを活用しながら、様々な支援や提携を行きたい」と、三島社長は語る。
また、おうち時間を楽しく過ごしたり、新たな利用を促進したりするために、プラザー販売では、つながりを重視するための施策を強化する姿勢も示す。
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