エムエスアイコンピュータージャパン(MSI)から、「Optix」シリーズの上位モデルとして、34インチ湾曲ゲーミングディスプレー「MSI Optix MAG342CQR」が7月14日に発売された。
ゲームプレイで没入感を高め、より集中して楽しむアイテムとして、湾曲ディスプレーがもてはやされているが、没入感を得るためにはある程度の大画面が必要。
その点「MSI Optix MAG342CQR」は、アスペクト比が21:9で解像度がUWQHD(3440×1440ドット)の横幅810mmという幅広ディスプレーのため、包み込まれる感じがするほどだ。今回は、そんな製品をレビューする。
Optix MAG342CQR主要スペック | |
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画面サイズ | 34インチ |
解像度 | UWQHD(3440×1440) |
リフレッシュレート | 144Hz |
応答速度 | 1ms(MPRT) |
パネル駆動方式 | VA |
表面 | ノングレア |
色域 | sRGBカバー率:97.1% AdobeRGBカバー率:94.64% DCI-P3カバー率:92.57% |
最大表示色 | 約10億7300万色 |
視野角 | 178°(H)/178°(V) |
パネル表面曲率 | 1500R |
輝度 | 300cd/m2 |
コントラスト比 | 4000:1 |
上下角度調節(チルト) | -5°~20° |
左右首振り機能(スイーベル) | -30°~30° |
高さ調整 | 0~90mm |
インターフェース | HDMI 2.0×2、DisplayPort 1.4×1、ヘッドホン出力×1 |
サイズ | 810(W)× 270(D)×510(H)mm |
重さ | 6.91kg |
実売価格 | 6万9800円前後 |
ゲーミング性能だけでなく高色域も実現
前回のレビューが29.5インチ、その前のレビューが27インチだったので、徐々にサイズアップしてきたのだが、本製品の34インチというサイズは、まったく迫力が違う印象だ。
湾曲率は1500Rといずれも同じだが、前回から4.5インチだけ大きくなっただけでも、圧迫感が変わり、ディスプレーの前に座れば没入感はハンパない。湾曲ディスプレーは見やすさという点でも優れているが、没入感を得ようとするならこのぐらいのサイズは必要だろう。
サイズは、810(W)× 270(D)× 420 ~ 510(H)mm。小さいデスクだと横がはみ出てしまうほどだ。調整幅は、チルトが-5度~20度。スイーベルが左右30度で、高さ調整は90mmとなっており、設置後に微調整が可能だ。
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