弱点なし? カメラは予想以上にオールラウンドな性能
背面のアウトカメラは、標準(約4800万画素)+超広角(約800万画素)+深度測位(約200万画素)+マクロ(約500万画素)の4眼構成。広角撮影に加えてマクロ撮影が可能で、さらにポートレート撮影もできるという充実ぶりが光るレンズ構成になっています。
仕上がりとしては、見たままの色を素直に表現してくれる印象です。超広角とマクロの両方のレンズを搭載しているので、撮影の幅がかなり広がります。以下の作例をご覧ください。
ポートレート撮影は、被写体と背景の識別精度が高く、ほどよい背景ぼけがかかります。エントリー~ミドルレンジの機種では、背景の認識精度が甘く、被写体の輪郭がぼけてしまうこともあるのですが、Galaxy A32のポートレート撮影は予想以上のクオリティーです。撮影時は画面内のスライダーでぼけの強さを調節できます。
さらに、夜景撮影に適したナイトモードも搭載。超広角でもナイトモードを適用できます。こちらも想像以上に高性能で、色味や明るさは充分なクオリティー。ただし、少しぼんやりとした印象も受けます。また、手ブレにはかなり弱いので撮影中はしっかりスマホを固定しないと粗さが目立ちます。
インカメラは約1300万画素。補整機能が付いており、ポートレート撮影も可能です。また、画面内のアイコンをタップすると、画角が少し広がり、複数人での自撮りがしやすくなります。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります