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「原神」はRadeon RX 6900 XTで4Kも余裕!基本無料なのに超高クオリティーなオープンワールドRPG

2021年02月15日 11時00分更新

文● 松野将太 編集● ASCII

Ryzen 9 5900X&Radeon RX 6900 XT環境での快適度は?

 では、「原神」がAMDプラットフォームでどの程度快適に動作するかを試してみよう。テストにあたり用意したのは、現行製品でもハイエンドクラスとも言える12コア/24スレッドの「Ryzen 9 5900X」、および最新の「Radeon RX 6900 XT」だ。

 画質はすべての設定がもっとも高くなるよう設定し、ウィンドウ環境で解像度フルHD(1920×1080ドット)、WQHD(2560×1440ドット)、4K(3840×2160ドット)の3パターンをそれぞれ選択。「OCAT」を使用し、平均フレームレートと最小フレームレートを計測した。

「原神」のフレームレート

 本作は最大フレームレートが60fpsに制限されていることもあって、「Radeon RX 6900 XT」クラスのハイエンドGPUであれば、4K解像度でも問題なく60fps張り付きを達成できるようだ。グラフィックはアニメ調ながら全体的に美麗で、最適化の不足などによる不自然な重さも感じられなかったため、ミドルクラス程度のビデオカードでも問題なく動作可能だろう。

無課金でも遊べてしまうオープンワールドゲーム、
ただしキャラは増やしたほうが楽しい

 本作はオープンワールドゲームとして非常によくできており、基本無料のアクションゲームとしては破格の完成度を備えていると言っていい。ゲーム内で手に入れられる原石をこつこつ溜めてもガチャは引けるため、ゆったりと遊ぶのであれば完全無課金でもプレイを続けることは可能だろう。

 一方でキャラクターの多さはそのまま戦闘の幅を広げてくれる上、チームの組み合わせを考えるのはゲームの醍醐味でもあるため、やはりある程度のキャラクターは確保していきたいところ。どのように本作を楽しむかはプレイヤーの懐事情やポリシーにも左右されそうだが、人気を集めるだけのクオリティーがあるのは間違いない。

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