週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

色の変更に合わせて、音質からチューニングしなおしたカラバリ機種

finalの完全ワイヤレス「TWS04K-WH」を聴く、ただの色違いだと思っちゃダメ

2020年12月30日 14時30分更新

マニアのサブ機がメイン機にならないように祈る

 TWS04K/TWS04K-WHはともに、この価格帯からすると、とても高い音質でコストパフォーマンスに優れている。特に音調が心地よく、聴いていて疲れが少ない点が評価できると思う。製品としてもよくまとまっていて、使い勝手も含めた完成度が高い。音質の良い完全ワイヤレスを探している人に、勧められる製品だと感じた。

色以外、見た目の差はほぼないが、音質の違いはかなりある。

 また、ホワイトとブラックの違いが、色だけだと思っている既存ユーザーも、試聴することをお勧めする。両モデルの差はわずかではなく、聴いてすぐにわかるくらいの違いがある。ブラックをすでに持っていて、TWS04Kに惚れているユーザーなら、ホワイトバージョンも欲しくなるかもしれない。

 いずれにしても「マニアのサブ機」という別名は伊達ではないと言える。「マニアのサブ機」というと、私のようなカメラマニアはリコーの「GR28」を思い出してしまうが、サブ機の方に惚れてしまって、重い一眼レフを忘れてしまったGR28ユーザーたちのように、便利で音が良いTWS04Kだけを持ち歩くことにならないように祈りたい。

■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります