電子制御が刷新
走行モードを5パターンから選べる
さらに電子制御も刷新。スロットルバイワイヤーの搭載などにより、パワーセレクター、ホンダセレクタブルトルクコントロール、ウイリー挙動緩和、セレクタブルエンジンブレーキ制御を任意で変更可能。ライディングモードを5パターンから選択できるようになっています。
外観上の特徴としては、フロントカウルにダウンフォースを発生させるウイングレットを新設されました。似たものはCBR1000RR-R FIREBLADEはもちろんのこと、Moto GPの参戦マシンRS213Vにも見て取れます。そのウイングレットの近くにはHondaの2輪モータースポーツを担っているHRCのロゴがさり気なくも「タダモノではない」感を演出します。
ボディーカラーもHRCワークスカラーを彷彿させるグランプリレッドのみ、という清さで、サーキットを意識するな、という方が難しいといえるでしょう。そしてプレミアムモデルのみに与えられるウイングマークのタンクエンブレムが、オーナーに特別なバイクを手に入れた所有欲を与えてくれます。
それでは、身長約150センチ(自己申告)に跨って頂きましょう。シート高は820mmで、美環さん的に厚底の靴を履いた状態でギリギリつく程度。ですが、まったく乗れないわけではなさそうです。ただ、前傾はかなりきついようで「CBR650Rとは全然違います。とにかく凄い前傾姿勢です」なのだとか。ちなみにCBR1000RR-R FIREBLADEにも跨ってもらったのですが、車体がより大きくなっているため「もっと前傾がきつくて辛い」とのこと。ちなみに普段からCBR250RRに乗る身長185cmの筆者が跨ると、両モデルとも足はべったりつきますが、CBR250RR、CBR600RR、CBR1000RR-R FIREBLADEと排気量が増えるごとに前傾がきつくなっていくことを感じました。残念ながら筆者は免許の都合、CBR600RR、CBR100RR-R FIREBLADEを運転することは法律で禁じられております……。
続いて細部を造形作家でもある美環さんがチェックします。「まず、このフロントフェイスが素敵。中央にエアーインレットがあるのも、MotoGPマシンを彷彿させてイイですね」だとか。さらに「全体的に掘りが深くて、羽根も含めてカッコイイ!」と絶賛。美環さんはフルカウルのバイクがお好みなのですが、中でもCBR600RRはツボにハマったようです。
「メーターがカッコイイですね」と美環さん。メーターパネルはフルカラーディスプレーで視認性が高いもの。中でも「シフトが表示されるのが何よりイイです。今、何速が入っているか一目瞭然ですから」だそう。「日中でも暗い場所でもとても見やすいですね。このメーターイイです!」と早速お気に入りに登録されていました。
「センターマフラーもカッコイイ!」と、こちらも絶賛。「スイングアームの形状がよくわかるし、コレはイケてますよ」とべた惚れ。ちなみに収納ですが、一応タンデムシートの下部にあります。ですが……
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