【まとめ】2画面をどう使うかはユーザー次第
2画面の活用法はいろいろありそうですが、多くの人にシンプルに役立ちそうなのがマルチタスク。2つの画面で2つのアプリを起動できます。ウェブを見ながら、スケジュールをチェックしたり、地図を見ながら、メールを作成・送信したり……。筆者が便利に感じたのはブラウザー+翻訳。英文のウェブページを読む際に、もう1つの画面に「Google翻訳」を表示させて、わからない文章があった時にコピー&貼り付けで素早く調べられます。1画面でもできる作業ですが、2画面のほうが効率よく調べられます。
筆者はオンラインの英会話を受講しているのですが、1画面でスカイプを起動して、もう1画面でブラウザを起動してテキストを表示したり、メモアプリを使ったりすることも可能。この場合、デュアルスクリーンを半開きにした状態で、ラップトップのように机に置いて使えます。
2画面を連結させる「ワイドモード」での表示も可能。といっても2画面の間は離れているので、便利に使える場面は限られそうです。個人的には地図を見たり、ブラウザーで電子書籍を読んだりするには便利だと感じました。
2画面を有効に使う独自機能もプリセットされています。たとえば、ゲームをプレイする時には、1画面に操作パッドを表示させて、ゲーム専用機さながらの操作性でプレイ可能。「Chrome」とは別にもう一つプリインされている「Whale」というブラウザーを使うと、ニュースサイトを見ている時に、ヘッドラインをダブルタップすると、リンク先の詳細ページを隣のスクリーンに展開させることもできます。
LG VELVET単体と、LGデュアルスクリーン付きの2画面とで使い比べてみたところ、1万8216円(スマホおかえしプログラム適用時は1万2144円)の価格差以上に使用満足度が高まるように感じました。最初から2画面は必要ないと思う人は除き、もし迷うのであれば、LGデュアルスクリーン付きを購入することをオススメします。
ドコモ「LG VELVET L-52A」の主なスペック | |
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メーカー | LG Electronics |
ディスプレー | 6.8型有機EL(20.5:9) |
画面解像度 | 1440×3080ドット |
サイズ | 約74×167×7.9mm (約88×174×14.4mm) |
重量 | 約180g(約309g) |
CPU | Snapdragon 765G 2.4GHz+1.8GHz (オクタコア) |
内蔵メモリー | 6GB |
内蔵ストレージ | 128GB |
外部ストレージ | microSDXC(最大1TB) |
OS | Android 10 |
5G最大通信速度 | 下り2.1Gbps/上り218Mbps |
5G対応周波数 | サブ6 |
カメラ | アウト:約4800万画素(標準、F値1.8) +約800万画素(超広角、F値2.2) +約500万画素(深度、F値2.4) /イン:約1600万画素 |
バッテリー容量 | 4300mAh |
電池持ち時間 | 5G:約115時間/4G:約125時間 |
FeliCa/NFC | ○ |
ワンセグ/フルセグ | ×/× |
防水/防塵 | ○/○ |
生体認証 | ○(指紋) |
USB端子 | Type-C |
Qi | ○ |
カラバリ | オーロラグレー、オーロラホワイト |
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