当時のテレビの映像表現も可能だったり
BGMモードを搭載したりとコダワリが光る!
当時の実機と比較したところで、簡単に「アストロシティミニ」でできることを確認しておきたい。まず「アストロシティミニ」の電源を入れると、作品が縦にズラリと表示される。この画面にて上下にタイトルをスライドさせて選択する。
ソートはなく、タイトル選択中に左右入力で、選択中のタイトルの画像が切り替わり、どういったゲームなのかが分かるようになっている。
本体設定では、「言語設定」、「本体画面の明るさ」、「本体の音量」、「画面設定」、「フレーム設定」などが選択できる。画面の明るさや音量は5段階で調整可能。「画面設定」では、一般的な表示と、「アストロシティ」当時のブラウン管で表現するアナログテレビっぽくなる画面とに切り替えができる。
また、「アストロシティミニ」では、「アストロシティ」が現役だった当時のアスペクト比は4:3だったため、今どきの16:9と横長のテレビやディスプレーに外部出力すると、ゲーム画面の左右に黒い枠が残る。その見た目を変えるため、「フレーム設定」ではその黒枠部分に2種類の枠が指定できる。
各ゲームセーブデータは2つまで保存でき、メインメニューでゲームを選択すると、ゲームの概要と共にセーブデータが表示され、最初から始めるか、セーブデータから始めるかが選べる。
また、既報だが、37作品中「バーチャファイター」「スペースハリアー」「ファンタジーゾーン」「カルテット 2」「SHINOBI 忍」「ゲイングランド」「クラックダウン」「ゴールデンアックス」「ESWAT:サイバーポリス イースワット」「エイリアンストーム」は、ゲームをプレイすることなくBGMだけを楽しむ「BGMモード」に対応する。
メインメニューで対応タイトルを選択し、6つのボタンのうち最右下のボタンを押すとゲームの名曲が再生する。ジュークボックス感覚で、ながら作業中にBGMを楽しむのも一興だ。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう