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DualSenseによる体験が新しい!「PlayStation 5」ファーストレビュー

2020年11月11日 20時15分更新

文● ジサトラハッチ 編集●ASCII

地面の感触も分かる最新のコントローラーがスゴイ!

 PS5のコントローラー「DualSense ワイヤレスコントローラー」は、PS5の中でもかなり魅力的な仕様になっている。既に多くのYouTuberなどがレビューしているとおり、新しい振動モーター「デュアルアクチュエーター」により、ゲーム内の状況に応じて振動が変化する。たとえば、キャラクターが土の道、ガラスの上を歩いた際、その歩いた地面の感触によって手に伝わる振動が変わる。

「DualSense ワイヤレスコントローラー」は、従来のPS4の「DUAL SHOCK 4」よりも、一回り大きいサイズで、やや重量を感じる。一方で、振動やトリガーの反発など、手から伝わる情報量は多く、ゲームの作り次第では全く新しい体験が得られそうだ

コントローラーの底面には、内蔵マイクと3.5mmイヤホンジャックを備える

 氷を滑っている感じも細かな振動と、コントローラーからも聞こえる微細な環境音により、今までにない氷を滑っている感を手の平で感じることができる。これは、PCやスマホ、他のゲーム機など、どのデバイスでも得られない体験だ。左右に備える「アダプティブトリガー」も状況に応じて、指にかかる反発が変わる。弓の弦を引き絞る“キリキリ”という様や、ガトリング砲を連続して撃ち続ける反動など、使う武器によって指から得られる感覚が異なるのは新鮮だ。

編集部の八尋も体験。このコントローラーの良さはプリインストールされている「Astro's Playroom」を使うと、機能をフルに感じられるのでオススメだ

 もちろん、ゲーム側で対応していないとこの体験は得られない。プリセットが用意されているのか、調整幅がどれぐらいなのか、という開発者が設定できる仕様がどうなっているのかまでは分からないが、ゲームによって同じような銃を撃っても、感じ方が変わるかもしれない。そういった意味では、対応ゲームをいろいろ試してみたいところだ。

 十字キーの上にあるPS4ではSHAREボタンに相当した「クリエイトボタン」を使えば、手早くライブストリーミングやゲームの録画・スクリーンショットの撮影が可能。また、画像は切り抜きやテキストの入力など、簡単な加工もPS5のみでできるようになった。

クリエイトボタンは、SHAREボタンと同じようにボタンひとつでスクリーンショットの撮影などができる

画像はアスペクト比16:9固定となるが、切り抜きが可能。画像の回転もできる

テキストの入力も可能。テキストの位置を変えたり、フォント、色を変えることはできる

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