週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

コナミアミューズメントの「ARESPEAR」初のゲーミングPCの気になる性能をチェック!

2020年10月15日 11時00分更新

他社にはない独特なPCケースを一からデザイン!

 コナミアミューズメントによると、PCケースは他にはない独特なデザインになるよう力を入れており、同社のアーケード筐体をデザイン・制作しているチームのデザイナーに依頼。戦いの神アレスをイメージし、鎧を彷彿とさせる鎖模様で力強さを表現。

 ワンポイントとして刻まれたロゴと共にスタイリッシュな形状を取り入れることで、上質な高級感を出しているという。また、デザイナー曰く「ARESPEAR C700+」は普通のPCと異なり、アクリルパネルの方が正面であるというコンセプトでデザインをしたとのこと。

 LED部分も制御も含めて一から制作しており、相当力を入れているという。フレームをここまでしっかり光らせるPCは、少ないのでは?とのことだったが、確かに一般的に普及しているPCケースとしては類を見ない。ケースは樹脂製とのことだが、コスパの良いPCで採用するアルミ製のペコペコと凹むケースと異なり、サイドパネルもしっかりとした作りで、高級感を感じさせ耐久性も高そうだ。

アクリルパネルを採用した一般的なPCケースは、サイドパネル全てが透明だが、パネルの縁にしっかりとした光量を放つLEDを搭載し、透明部分はメカメカしいビデオカードやマザーボードが覗く、PCというよりもアーケード筐体を思わせる独特なデザインは特徴的だ

LEDのパターンは、「ARESPEAR C700+」の公式紹介サイトにある「LEDライトパターン設定エディター」でパターンを作成し、ダウンロードしたファイルを読み込むことで適用できる

 アクリルパネルがある方がPCの正面になるようデザイナーを設計したとのことだが外部、内部構造をお伝えするのに分かり辛くなるので、以降もインターフェースがある方を背面(リア)、その逆を前面(フロント)としてお伝えしたい。

 I/Oパネルのある背面を、カバーで隠せるのもPCケースの特徴のひとつ。電源や外部出力、USBケーブルを全て隠せるといった配慮もされている。これも他のPCにはない発想だ。

背面カバーを取り付けることでケーブルが収まり、ごちゃつきがちになるケーブルがまとまり、非常にまとまりが良くなっている

 本PCは同社の代表的なシリーズである「beatmania(ビートマニア)」のPC版である「beatmania IIDX INFINITAS」が快適、かつ高音質で楽しめることを念頭にスペックなどが決められている。入力遅延なく「beatmania IIDX INFINITAS」がアーケードと同レベルで快適に遊べるスペックになっている。

 サウンド―カードはかなりの数を評価。遅延が発生しない見込みがあり、音質を最も重要視してbeatmaniaのサウンドチームに選定してもらいASUSの「XONAR AE」を採用したという。

ASUS「XONAR AE」は192kHz/24-bitハイレゾ音質の7.1chサラウンドを出力できるサウンドカード。高品質な150ohmヘッドフォンアンプを搭載。独自のEMIバックプレートにより、雑音を遮蔽し、クリアな音質を実現する

 もちろん、同社は「ARESPEAR」のデスクトップPCを「beatmania IIDX INFINITAS」の専用PCと謳っているわけではない。「ARESPEAR」ブランドの第一弾PCとして、同社のコンテンツを有効活用するべくベースとして考えているが、PCは汎用性の高いものであるため、スペックなどに応じて今回3モデルを用意したとのことだ。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります