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ソニー創業のエレクトロニクス、事業のコアは技術であり、技術の開発にフォーカス

2020年09月10日 13時30分更新

3つのRが大事にする、事業分野の融合も

 石塚社長兼CEOは、かねてから、「パーソナル・エンターテインメント・ソリューション」という考え方を明らかにしているが、ここでも3つのRが重要になりそうだ。

 パーソナル・エンターテインメント・ソリューションについては、その詳細を明らかにしていないが、ソニーが強みとしているAV、カメラと、ネットワークを統合し、そのメリットが出せるようなものになるという。

 石塚社長兼CEOは、「たとえば、スマートフォンとカメラがどのように融合していくかということを考えている。本格的なカメラ事業と、スマホ事業の両方を有している企業はソニー以外にはない。短期的、長期的な視点から、開発を強化していきたい」とする。

 そして、以下のようにも話し、ソニーらしいモノづくりに意欲をみせる。

石塚 「高付加価値のプレミアム路線は崩さず、ソニーらしい価値を提供する」とし、「ヒット商品の創出は、我々の『伝統芸能』であり、そこにはこだわっていきたい。失敗もあるが、挑戦し続け、ヒット商品を出していく」

 新たな時代にあわせたソニーらしい商品が生まれてくることに期待したい。

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