週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

セキュリティー? カスタム? CBR250RRを買ったあとは何をすればいいのかメーカーに聞いた

2020年09月12日 12時00分更新

一番重要なセキュリティー系アイテムを装備しよう
イモビアラームとアラームの違い

盗難防止にアラームを取り付けるのがよいのだとか。ただアラーム本体のほかに、ハーネス等を一緒につけないといけない模様

アラームの上位互換(?)ともいえるイモビアラーム。こちらは盗難抑止の為にエンジンがかからないようにする機構だそうです

 「バイク所有で心配になるのは、イタズラや盗難だと思います。そこで弊社ではアラームを用意しています。CBR250RRの場合、2種類をラインアップさせていただいております」と加藤さん。アラームとは、鍵がかかった状態でバイクを動かそうとすると警告音が鳴るというもの。クルマのカーアラームのようなものですね。筆者も時々ビービー鳴らしてしまうことがあります……。ですがクルマはアラームが標準搭載されているのに対し、バイクはオプション扱いなのですね。クルマ以上に盗難の可能性があるのですから「最初から標準装備にしてくれればいいのに」と思った次第です。

 ところで気になるのはイモビアラームとアラームの違い。「イモビアラームは、車両の揺れや移動を検知して、警告音が出るだけでなくエンジンがかからないようにする回路も搭載していますので、より盗難の抑止効果が期待できる商品になります。一方、アラームは音が出るだけの商品になります」とのこと。揺れで感知するということは、地震や台風時でも鳴ってしまうのでは? すると「そういう振動では鳴らないように開発していますが、状況によっては鳴ってしまうかもしれません。」だそうで、ご近所迷惑にならない配慮もされているようです。

 愛するバイクを盗難の魔の手から守る上でもマストアイテムと言えそうです。ちなみに価格表を見て気づいたのは、本体の他にハーネスなどが別途である点。これは、アラームそのものは共通部品ですが、あとは車種ごとに組み合わせるという形で販売しているためなのだとか。

バイク用ETC2.0車載器。クルマ用と異なり、バイク用として安心して使用できるよう堅牢なつくりになっている

参考としてホンダアクセスが販売する四輪用のETC2.0車載器。車内設置のため防水性はあまりない

 高速道路を使って都内から横浜方面に行くことが多い筆者にとって、ETC車載器はマストアイテム。ETC2.0対応の車載器が用意されています。一部路線では割引などが受けられますので興味はあるのですが、この車載器が意外といいお値段。クルマの純正車載器は税込2万円弱もしないのですが、バイク用は税込4万6640円と倍以上の金額に驚き! 加藤さんは「クルマ用と違い、防水性や防塵性、防振性に対応させる必要があるので……」と、ちょっと申し訳なさそうなお顔。けれど、これは買わないとなぁ。

カタログを見ながら用品を説明してくださるホンダモーターサイクルジャパンの加藤さん

 ETC車載器と同じく、今や運転に必要なアイテムといえるナビゲーションシステム。バイクの場合、どんなナビがあるのでしょう? とカタログを見たのですが、どこにもありません。「Hondaとして推奨する二輪用ナビゲーションは設定しておりません。スマートフォンや社外の専用ナビをユーザー様が取り付けられるというのが一般的です」なのだとか。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事