「推し家電大賞」は多くの量販店が扱っている製品を対象とし、店舗オリジナルモデルは除外していますが、ヤマダ電機と言えばフナイのテレビを忘れるわけにはいきません。フナイはヤマダ電機の独占販売で、そのリーズナブルな価格設定により、ヤマダ電機の中では販売シェアが高いモデルとなっています。「有機ELの65型、アンドロイド内蔵、背面にドルビーアトモスに対応した上向きのハイトスピーカー、そして2TBのハードディスク内蔵で37万円強はお値打ち価格だと思います。もちろん、画質も他に負けていません。アメリカ市場で培ってきた高画質エンジンが、有機ELの性能を十二分に引き出しています」と、小林さんはアピールします。
ヤマダ電機店舗のユニークなところは、大画面テレビの前にかならずソファがあること。以前からインテリア商品に力を入れてきたヤマダ電機ならではで、テレビコーナーには並んでいる大塚家具およびヤマダ電機オリジナルソファは、すべて売り物です。
小林 「55型、65型の大画面をオススメしても、“お店の広い売り場で見るからちょうどよい大きさに思えるけど、実際に家に入れたら大きすぎるのでは?”と不安に思い、大画面が欲しくても躊躇ってしまうお客様が沢山いらっしゃいました。こうしてソファを置くことで、自宅の視聴環境に近い状態で観られるので、安心して大画面を購入していかれます」
有機ELも液晶も4Kテレビは高精細なので、視聴距離は長くとる必要はありません。65型でも2m弱あれば十分。実際にソファに座って自宅と似たような環境でテレビを観ると、我が家にも夢の大画面を導入できることが実感を持って理解できるのです。そして、売り場で座ったソファが気に入ったら購入できるという、一石二鳥の仕組み(笑)。
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